(趣旨)

第1条　この規程は，岡山大学における部局長の任命等に関する規則(平成16年岡大規則第26号)第4条第3項の規定に基づき，学長から経済学部長適任候補者(以下「学部長適任候補者」という。)の推薦を求められた場合の学部長適任候補者の選考に関し，必要な事項を定める。

(資格)

第2条　学部長適任候補者は，人格が高潔で，学識が優れ，教育行政に関し識見を有し，かつ，リーダーシップを発揮し，岡山大学(以下「本学」という。)の運営方針に基づき部局運営にあたる者として，学長と基本的な方向性を共有するとともに，経済学部(以下「学部」という。)が持つ強みや特色を最大限に引き出し，責任を持って的確な部局の運営を行うことができる学部の教授とする。ただし，教授会において必要と認めた場合は，学部の教授のほか，本学の教員又は学外者とすることができる。

(選考)

第3条　学部長適任候補者の選考は，経済学部教授会(以下「教授会」という。)において行う。

(選考に関する事務)

第4条　前条の選考に関する事務は，経済学部長(以下「学部長」という。)及びその指定する者が管理する。ただし，学部長が辞任し，解任され，又は欠けた場合に行われる選挙は，経済学部副学部長(以下「副学部長」という。)及びその指定する者が管理する(以下，これらの者を「学部長等」という。)。

(公示)

第5条　学部長等は，第3条の選考を行う教授会の日時及び場所並びに学部長適任候補者の立候補の受付期間を公示し，かつ，学部の教授会構成員に通知しなければならない。

(候補者)

第6条　前条の公示に当たり，学部長等は，学部を担当する教授に学部長適任候補者の立候補を求めるものとする。

(決定)

第7条　教授会は，学部長適任候補者を決定する。

(再選考等)

第8条　第5条に規定する受付期間内に学部長適任候補者の立候補者がいなかった場合，本学の教員又は学外者を対象として，同条により再度公示を行う。

(学長への推薦)

第9条　学部長等は，関係書類を添えて学部長適任候補者3人以下を学長に推薦するものとする。

(雑則)

第10条　この規程に定めるもののほか，選考の実施に関し，必要な事項は，教授会の議を経て，学部長がこれを定める。

(改廃)

第11条　この規程の改廃は，教授会の議を経て，学部長が行う。