○岡山大学科学技術イノベーション創出フェローシップタイプA支給等規程

令和3年3月1日

岡大規程第22号

(趣旨)

第1条 この規程は,文部科学省「科学技術イノベーション創出に向けた大学創設フェローシップ事業(ボトムアップ型)」により,博士後期課程又は博士課程に進学する優秀な人材の確保を図るとともに,本学の重点研究分野(平成30年10月17日 教育研究評議会承認)の研究を推進する若手研究者の養成,ひいては,我が国の科学技術・イノベーション創出を担う研究者の養成を目的として創設する「岡山大学科学技術イノベーション創出フェローシップタイプA(以下「OUフェローシップタイプA」という。)」の支給等に関し必要な事項を定める。

(統括責任者)

第2条 本事業を,学長のリーダーシップのもと全学体制で運営するため,統括責任者を置く。

2 統括責任者は,学長が指名する者をもって充てる。

(対象者の数)

第3条 各年度新規にOUフェローシップタイプA対象者(以下「対象者」という。)として決定する者の数は10人程度とする。

(申請資格)

第4条 OUフェローシップタイプAの申請有資格者は,下表に示す申請要件を満たす者のうち,修学・研究意欲が高く,研究に専念することを希望する者とする。ただし,次に掲げる者は除く。

 文部科学省所管の「次世代研究者挑戦的研究プログラム」の対象学生(OUフェローシップタイプB対象者)

 独立行政法人日本学術振興会の特別研究員

 生活費相当額として十分な水準(年間240万円程度)の給与・役員報酬等安定的な収入を得ていると認められる学生

 国費外国人留学生制度による支援を受ける留学生及び本国からの奨学金等の支援を受ける留学生

課程種別

研究科名

申請要件

区分制の博士後期課程

社会文化科学研究科

自然科学研究科(地球惑星物質科学専攻を除く)

保健学研究科

環境生命科学研究科

環境生命自然科学研究科

医歯薬学総合研究科(薬科学専攻)

ヘルスシステム統合科学研究科

当該年度※の4月入学予定者及び当該年度の4月1日現在,在学月数※※12ヶ月未満の者

一貫制の博士課程

自然科学研究科(地球惑星物質科学専攻)

当該年度※の4月に第3年次相当進級予定者及び当該年度の4月1日現在,在学月数※※24ヶ月以上36ヶ月未満の者

医学・歯学・薬学系の4年制博士課程

医歯薬学総合研究科(薬科学専攻を除く)

当該年度※の4月に第2年次相当進級予定者及び当該年度の4月1日現在,在学月数※※12ヶ月以上24ヶ月未満の者

※「当該年度」とは,OUフェローシップタイプAの事業年度を示す。

※※合計で6ヶ月未満の休学期間は,「在学月数」に加算して申請要件を確認する。

(OUフェローシップタイプAの構成,支給額等)

第5条 OUフェローシップタイプAは,研究専念支援金と研究費で構成する。

2 対象者一人当たりの,研究専念支援金の支給額は年額180万円(月額15万円)とし,研究費の配分額は年額60万円以内とする。なお,研究専念支援金の一部ををリサーチ・アシスタントの給与として支給する場合がある。

(学内奨学金等との併給)

第6条 以下に掲げる奨学金を併給する場合は,当該奨学金と研究専念支援金との受給額の総額が年間240万円を超えないよう,当該奨学金の額を減額調整することとする。

 岡山大学大学院博士後期課程就学支援奨学金

 公益財団法人大本育英会給付奨学金

 研究科,専攻で設けている奨学金制度等(入学一時金を除く。)

(支給期間等)

第7条 OUフェローシップタイプAを支給・配分する期間は,対象者が本学博士後期課程又は博士課程に在籍する期間(原則3年間,標準修業年限以内に限る。)とする。

2 対象者が休学した場合は,原則として受給資格を喪失する。ただし,研究再開の見込みがあると認められた場合は,休学期間中の支給・配分を中断し,復帰後に再開することができる。

(支給方法等)

第8条 OUフェローシップタイプAの支給方法等は次のとおりとする。

 研究専念支援金については,原則として,隔月で2ヶ月分を対象者が指定する対象者を名義人とする銀行口座へ振り込む。

 研究費については,年度ごとに別に定める研究計画書を対象者に指定期日までに提出させ,内容確認後,大学の管理のもとで適切に使用することを条件に配分する。

(対象者の選考,決定)

第9条 学長は,別に定める申請書等をOUフェローシップタイプAの支給等を希望する者に指定期日までに提出させ,書面審査(第一次選考)及び面接審査(第二次選考)を経て,対象者を決定する。

2 学長は,前項の審査を行うため,OUフェローシップタイプA審査委員会(以下,「委員会」という。)を設置する。

(募集,選考の時期)

第10条 各年度の募集及び選考は,原則として,前年度の9月に募集を開始し,遅くとも前年度の11月末日までに対象者を決定し,本人へ通知する。

(選考方針)

第11条 対象者には,修学・研究意欲が高く,本学の重点研究分野の推進,ひいては,将来の我が国の科学技術・イノベーション創出を担うことが十分期待される研究者と認められる者を決定する。

2 審査に当たっては,特に以下の観点を重視し,総合的に評価する。

 豊かな創造性と深い洞察力に裏打ちされた独創的な課題設定能力を有するか

 研究を遂行する能力が優れているか

 高いコミュニケーション能力を有するか

(委員会)

第12条 委員会は,次の各号に掲げる委員をもって組織する。

 理事(研究担当)

 副理事(研究・産学共創総括)

 第2条に規定する統括責任者

 OUフェローシップタイプB事業の事業統括

 各研究科及び各研究所選出の研究推進委員会委員の内,理事(研究担当)が指名する者 若干名

 研究推進機構学術研究推進本部長

 教育推進機構専任教員1名

 本事業に関する知見を有する外部有識者 若干名

 その他理事(研究担当)が必要と認めた者

2 委員会に委員長を置き,前項第1号委員をもって充てる。

3 委員会は,構成員の3分の2以上の出席をもって成立し,議事は,出席した構成員の過半数をもって決する。

4 委員会は,審査に際し必要に応じ,委員以外の本学教授等に意見を聴取することができる。

(対象者の義務)

第13条 対象者は,研究計画を踏まえた研究活動に専念するとともに,次の事項について履行しなければならない。

 各年度の研究進捗報告書(指定様式)の提出(9月及び3月)

 定期的なメンターとの面談(原則,2ヶ月に1回)

 研究力向上・キャリアパス支援に関する企画への参加

2 前項の履行を担保するため,別に定める誓約書を徴する。

(受給資格の取消し)

第14条 対象者が次の各号のいずれかに該当する場合は,その事実が発生した日(以下「事実発生日」という。)をもって受給資格を取り消す。

 退学又は除籍となった場合

 懲戒処分を受けた場合

 第4条に規定する申請資格を喪失した場合

 本人から辞退の申出があった場合

 研究計画の遂行状況又は前条に掲げる義務の履行状況が不十分と認められる場合

 その他学長が対象者として適当でないと判断した場合

2 事実発生日の属する月の研究専念支援金等の取扱いについては別に定める。

(研究倫理教育の履修等)

第15条 対象者は,研究活動を行うに当たり,本学が定める研究倫理教育を履修した上で,「国立大学法人岡山大学における研究活動に係る不正行為への対応に関する規程(平成27年岡大規程第20号)」及び「岡山大学研究ポリシー(平成16年4月1日制定)」に十分留意しなければならない。

2 対象者が関係した研究活動における不正疑惑が発生した場合は,大学が実施する調査に誠実に協力しなければならない。

(事務)

第16条 OUフェローシップタイプAの支給等に関する事務は,関係部署の協力を得て,研究協力部研究協力課において処理する。

(雑則)

第17条 この規程に定めるもののほか,この規程の実施に際し必要な事項は,別に定める。

この規程は,令和3年3月1日から施行する。

(令和3年9月15日規程第81号)

この規程は,令和3年9月15日から施行する。ただし,改正後の第2条,第5条,第6条及び第15条の規定は,令和3年4月1日から適用する。

(令和4年6月20日規程第67号)

この規程は,令和4年6月20日から施行する。

(令和5年3月31日規程第50号)

この規程は,令和5年4月1日から施行する。

岡山大学科学技術イノベーション創出フェローシップタイプA支給等規程

令和3年3月1日 岡大規程第22号

(令和5年4月1日施行)