○国立大学法人岡山大学価値創造ナレッジマネジメントオフィスの設置に関する規程
令和5年5月2日
岡大規程第60号
(趣旨)
第1条 この規程は、国立大学法人岡山大学(以下「本学」という。)に、人・組織・大学・社会に潜在する知恵やノウハウである「暗黙知」を「形式知」化するとともに、アジャイル型手法を導入して大学経営の戦略・戦術を先導し、組織イノベーションを加速させる中核組織として、価値創造ナレッジマネジメントオフィス(以下「オフィス」という。)を設置し、その組織及び運営に関して、必要な事項を定めるものとする。
(目的)
第2条 オフィスは、法人及び大学の業務に係る重要事項について、新たな価値創造を担うことを目的とする。
一 法人及び大学の経営戦略に係る新規性又は不確実性の高い事項
二 法人本部及び部局等のうち、複数の部署による検討又は作業を要することが想定される事項
三 オフィスでの活動プロセスや得られた成果等の蓄積及び検証に関すること。
四 オフィス業務に必要な情報の収集、分析及び提供に関すること。
五 その他次条に定めるオフィス長が、オフィスの目的を達成するために必要と判断した事項
(組織)
第4条 オフィスに、オフィス長を置く。
2 オフィス長は、学長とする。
3 オフィス長は、オフィスを代表し、その業務を総括する。
4 オフィスに、副オフィス長を置き、オフィス長が指名する理事をもって充てる。
5 副オフィス長は、オフィス長の業務を補佐し、オフィス長に事故があるときは、その職務を代理する。
(コア)
第5条 コアは、学長又は理事(以下「申請者」という。)からの申請に基づき、その必要性を精査した上で設置するものとする。
2 前項のほか、オフィス長は、オフィス業務の遂行に必要と判断したときは、事項ごとに最適なコアを置くことができる。
(コア組織)
第6条 コアに、コア長を置き、本学の副理事、副学長、部局長、部課長等の中からオフィス長が指名する者をもって充てる。
2 コア長は、コアにおける業務を掌理する。
3 コアメンバーは、本学の教職員からオフィス長、副オフィス長又はコア長が指名又は公募により選出した者とする。ただし、オフィス長が必要と認めた場合は、必要により学外の専門家等を含むことができるものとする。
4 コア長及びコアメンバーの任期は、コアの設置申請時に示される所定の期間とし、コアの検討期間が延長された場合、任期を延長するものとする。ただし、欠員が生じた場合の後任者の任期は、前任者の残任期間とする。
5 コアの設置に当たっては、コアの運用等を支援する事務部署を定めるものとする。
6 コアにおける業務に関し必要な事項は,別に定める。
(コアの検討結果)
第7条 コアの検討結果については、オフィス長へ報告する。
2 学長及び理事は、前項により報告された結果について、その是非を審議する。
3 前項の審議の結果、再度検討を要すると判断された場合は、コアの設置期間を延長するか、新たなコアを設置して検討を行うこととする。
(ユニット)
第8条 オフィス長は、コアでの検討によりオフィス業務の遂行に当たって必要であると判断したときは、ユニットを置くことができる。
2 ユニットにおける業務に関し必要な事項は,別に定める。
(オフィス・スタッフミーティング)
第9条 オフィスに、第3条に掲げるオフィス業務の遂行のため、オフィス・スタッフミーティング(以下「ミーティング」という。)を置く。
2 ミーティングは、オフィス長、副オフィス長及びユニット長並びに法人及び大学の課長級職員のうちオフィス長が指名した者、その他オフィス長が必要と認めた者をもって組織する。
3 オフィス長は、ミーティングを主宰し、その議長となる。
4 その他ミーティングに関し必要な事項は、別に定める。
(事務)
第10条 オフィスの事務は、関係組織の協力を得て、総務・企画部経営企画評価課において処理する。
(雑則)
第11条 この規程に定めるもののほか、オフィスに関し必要な事項は、学長が別に定める。
附則
この規程は、令和5年5月2日から施行する。
附則(令和6年4月23日規程第77号)
この規程は、令和6年4月23日から施行する。