国立大学法人 岡山大学

LANGUAGE
ENGLISHCHINESE
MENU

高嶋晋一+中川周映像作品上映/プレゼンテーション 「あたかも二本の矢が正反対の方向に飛び去ったあとの点のように」

【 日 時 】2019年2月8日(金) 16:00-18:30(開場15:30)

【 場 所 】文法経1号館3階 マルチメディア教育実習室(岡山市北区津島中3-1-1)

【ゲストスピーカー】高嶋晋一+中川周(芸術家)

【ファシリテーター】岡本源太(岡山大学文学部)

【 概 要 】
 岡山大学文学部では、芸術家の高嶋晋一氏と中川周氏をお招きして、映像作品の上映および特別レクチャーを開催します。

 高嶋氏と中川氏は、映像を生み出すカメラそれ自体の運動性に着目して、これまで共同で映像作品の制作をおこなってきました。その革新的で先鋭的な映像表現は、人間の認識や身体の限界を超えていくような、知的かつ感性的な強靱さを示しています。
 哲学者ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインの言葉をタイトルに掲げた今回のイベントでは、高嶋氏と中川氏の探究の一つの集大成である作品《standstill》(2017)、およびそこからのさらなる深化を目指した新作《Diga Hole in a Hole (Homogenize)》(2018)の2作品を上映しながら、お二人に実際の作品制作や今日の映像芸術をめぐるお話を伺います。現在進行形の芸術のありようを考える貴重な機会となるでしょう。多くのみなさまのご参加をお待ちしております。

【 対象者 】どなたでもご参加いただけます。

【申込方法】申込不要
      ※会場の座席数に限りがあります。先着順にご案内しますので、場合によっては立ち見になることがあります。あらかじめご了承ください。

【参加費用】無料

【 主 催 】平成30年度岡山大学文学部プロジェクト研究「映像表現と人文学」/平成30年度科学研究費補助金基盤研究(C)「ポストヒューマニズムの時代における芸術学の再構築に向けた総合的研究」

・高嶋晋一+中川周プロフィール
 高嶋は1978年、中川は1980年生まれ。2014年より共同で映像制作を開始し、それ自体は画面内に見えるものではないカメラの運動性を基軸とした作品を発表する。主な展覧会に「視点と支点----最短距離のロードムービー」(MEDIA SHOP|gallery、京都、2019)、「第10回恵比寿映像祭」(東京都写真美術館、2018)、「引込線2017」(旧所沢市第2学校給食センター、埼玉、2017)、「無条件修復 UNCONDITIONAL REST ORATION」(milkyeast、東京、2015)など。

・上映作品
《Dig a Hole in a Hole (Homogenize)》
2018年|HDヴィデオ(カラー/サウンド)|21分30秒
《standstill》
2017年|HDヴィデオ(カラー/サウンド)|40分28秒

・岡山大学文学部・プロジェクト研究「映像表現と人文学」について
写真や動画など映像表現が氾濫する21世紀において、「ことば」をもとに成立してきた人文学をいかに再構想するか。人文学のあらたな探究/表現の可能性を考える共同研究。「映像」を軸に、異なる専門分野のメンバーが学生と市民に開かれた実験的な企画を行う。

詳細はこちらをご覧ください

本件担当

岡山大学文学部 准教授 岡本源太
E-mail:okamotogenta@※
※@の後にokayama-u.ac.jpを付加してください。