国立大学法人 岡山大学

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「岡山リビングラボ」オープンイノベーションプログラム(O2IP)第8回 ~将来住み替えを検討しているシニア層にとって魅力ある住環境サービス~

【日時】2020年11月5日(木)17:00~20:30

【開催方式】オンライン(ZOOM)

【オープンイノベーションプログラムの概要】
 地域内外の企業、自治体や大学の関係者、地域住民など多様な参加者がヘルスケア/生活関連分野のテーマについて自由に討議し、革新的なサービス・商品のアイデア等を創出することを目指します。

【テーマについて】
 新型コロナ感染拡大にともなうテレワークの広がりにより、従来のような毎日職場に出勤するというワークスタイルや、職場に近いことが重要な要素であった住宅選びも大きく変わろうとしています。また、高年齢者雇用安定法の改正により、令和3年から企業に対し従業員を70歳まで雇用することが推奨されており、高齢になっても働き続ける人がさらに増えることが予想されます。
 こうした状況を踏まえると、今後のシニア世代においては、働きながら自身の価値観にあった地域・住宅に住み替えるという選択も検討する必要があります。
 現状、国や地域においては、(移住先の)地域社会において健康でアクティブな生活を送るとともに、医療介護が必要な時には継続的なケアを受けることができるような地域・拠点づくり(「日本版CCRC 構想」)を進めています。
 将来住み替えを検討しているシニア層にとっては、住宅設備のハード面だけではなく、自身の価値観・ニーズに合致した魅力ある住環境サービス(ソフト面)も重要な視点になってきます。一方の供給側である住宅関連産業の事業者においてもハード関連商品の充実だけでなく、ハードに組み合わせるソフトサービスの充実を図る必要が出てきます。
 今回、国内大手の住宅メーカーである積水ハウス(株)の住まい・まちづくりの取組みをベースに、プログラム参加者が持つ様々なアイデアやシーズを組み合わせることで、先進的なヘルスケア/生活関連サービス・商品の創出を目指します。

【次第】
①趣旨説明、オリエンテーション:(17:00~17:05)
②検討テーマに関して共催企業からのプレゼンテーション:(17:05~17:30)
③参加者ブレーンストーミング(17:30~18:00)
④グループごとのアイデア検討:(18:00~19:30)
⑤アイデア発表、講評:(19:30~20:30)

【プレゼンター】※敬称略
積水ハウス株式会社 CRE事業部 医療・介護事業推進室 佐藤課長

【参加者】
 テーマに関心をお持ちの方であれば、どなたでも参加可能です。ただし、オンライン(ZOOM)での開催となるため、開催当日はオンライン接続可能な端末(可能であればスマートフォンよりもパソコン、タブレット)をご自身でご用意いただける方に限られます。申込多数の場合は先着100名様に限らせていただきます。

【留意事項】
※今回のプログラムにおける事業アイデア(知的財産権)については、参加者全員に帰属します。ただし、今後の事業化に際しては、関係者間で必要な契約等を締結することを想定しています。
※岡山大学大学院ヘルスシステム統合科学研究科 前期・後期課程の学生は、今回の「オープンイノベーションプログラム」に参加した時間(3時間)を前期課程「ヘルスシステム統合科学演習」および「実践ヘルスシステム統合科学」、後期課程「ヘルスシステム統合科学総合演習」の演習時間に参入することが可能です。なお、レポートの形式・内容については、指導教員の先生にご相談ください。

【参加お申込み方法】
第8回「岡山リビングラボ オープンイノベーションプログラム」お申込みフォームからお申込みください。
(申込締切:2020年11月4日(水)12:00)

【主催】
岡山大学大学院ヘルスシステム統合科学研究科(岡山リビングラボ)、おかやまスタートアップ支援拠点運営委員会(ももスタ))

【共催】
積水ハウス株式会社、岡山大学オープンイノベーション機構

本件担当

岡山大学大学院ヘルスシステム統合科学研究科 
准教授(特任) 志水武史
shimizu.takeshi◎okayama-u.ac.jp
※@を◎に置き換えています。