国立大学法人 岡山大学

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「岡山リビングラボ」オープンイノベーションプログラム(O2IP)第11回~働き盛り世代のための認知機能チェックサービスの普及に向けた取り組み~

【日時】2021年4月20日(火)13:30~17:00

【開催形式・場所】
オンライン(ZOOM)、またはオフラインとオンラインの併用(新型コロナの感染状況により、オンラインのみとなる場合があります。)
オフライン会場:ももたろうスタートアップカフェ(岡山市北区駅前町1-8-18 ICOTNICOT 2階 Wonder Wall)
※事前申込みが必要です。(本ページ末尾参照)

【オープンイノベーションプログラムの概要】
地域内外の企業、自治体や大学の関係者、地域住民など多様な参加者がヘルスケア/生活関連分野のテーマについて自由に討議し、革新的なサービス・商品のアイデア等を創出することを目指します。

【テーマ】
 わが国の人口構造の高齢化に伴い、国、自治体、企業、個人における認知症への関心が高まりを見せています。認知症自体は国民の間に広く知られるようになりました。しかし、一方で、認知症の予備軍ともいわれ、微細な認知機能低下状態であるとされる「軽度認知障害(MCI:Mild Cognitive Impairment、以下MCI)」の存在やそもそも認知機能低下のリスク要因や予防方法についてはあまり知らないという人も多いようです。
 関連医学会によると、自覚の無い認知機能低下やこのMCIは生活習慣病などが主なリスク要因として挙げられており、その予防に関しては、40~50代の働き盛りの中年層から対策を取ることが推奨されています。この点、認知機能低下の予防対策は当の個人だけでなく、企業経営者にとっても健康起因事故の防止や職業寿命延伸などの観点からも重要になります。実際、自治体のほか、民間企業等でも地域住民や従業員向けの認知機能低下予防策を導入・実施するところが増えています。
 これまでにも認知症を判断する簡易検査等が存在していますが、「医療機関に行くのが面倒だ」、「認知症と診断されるのが怖い」、「認知症と診断されても有効な治療手段がない」といった認知症に関する病識が低いという理由で、そうした検査自体を忌避する人が多かったのも事実です。
 しかし、認知機能低下がみられない状態の頃やMCIの段階で自身の機能状態を把握できれば、適切な介入(リスク要因管理、運動、食生活改善、脳トレ等)を行うことによって、認知機能の低下を防止できる可能が様々な研究で報告されています。また、もの忘れの訴えがなくとも認知機能の状況を把握できるような検査サービスも出てきており、健診施設や自治体、民間保険会社、企業等でも利用が進んでいます。問題は、そうした事実を多くの中年層が知らず、認知機能の検査を受ける機会に触れられていない(あるいは、受けたがらない)ことにあります。
 「どのようにすれば認知機能低下の予防につながる中年期からの早期検査が普及するか」ということについて、個々の自治体や企業だけでなく、幅広い関係者からの知見・アイデアが求められています。
 今回、セントケア・ホールディングス株式会社のグループ傘下企業、株式会社ミレニアが提供する簡易認知機能確認ツール「あたまの健康チェック®」などを念頭に、認知機能検査の普及促進につながるアイデア、ならびに認知機能検査サービスとプログラム参加者が持つ様々なアイデアやシーズとの組み合わせによる新たなヘルスケア/生活関連サービス・商品の創出を目指します。

【対象者】
 テーマに関心をお持ちの方であれば、どなたでも参加可能です。ただし、オンライン(ZOOM)参加の場合、当日オンライン接続可能な端末(可能であればスマートフォンよりもパソコン、タブレット)をご自身でご用意いただける方に限られます。申込多数の場合は先着100名様(オフライン会場20名、オンライン会場80名)に限らせていただきます。

【主催】
岡山大学大学院ヘルスシステム統合科学研究科(岡山リビングラボ)、おかやまスタートアップ支援拠点運営委員会(ももスタ)

【共催】
神奈川県未病産業研究会、セントケア・グループ 株式会社ミレニア

【内容】
①趣旨説明、オリエンテーション(13:30~13:35)
②テーマに関する共催企業プレゼン(13:35~13:55)
③アイデアの方向性等説明(13:55~14:10)
④参加者によるブレーンストーミング(14:10~14:40)
⑤テーマについてのグループディスカッション(14:40~16:00)
⑥グループごとの事業アイデア発表・講評(16:00~17:00)

【プレゼンター】※敬称略
セントケア・グループ 株式会社ミレニア 部長 新山 賢司 (しんやま けんじ)

【留意事項】
・今回のプログラムにおける事業アイデア(知的財産権)については、参加者全員に帰属します。ただし、今後の事業化に際しては、関係者間で必要な契約等を締結することを想定しています。
・岡山大学大学院ヘルスシステム統合科学研究科 前期・後期課程の学生は、今回の「オープンイノベーションプログラム」に参加した時間(3時間)を博士前期課程「ヘルスシステム統合科学演習」および「実践ヘルスシステム統合科学」、博士後期課程「ヘルスシステム統合科学総合演習」の演習時間に参入することが可能です。なお、レポートの形式・内容については、指導教員の先生にご相談ください。

【申込方法】
こちらのページにアクセスし、申し込みを行ってください(申込締切:2021年4月19日(月)12:00)。




本件担当

大学院ヘルスシステム統合科学研究科 特任准教授 志水武史
e-mail: shimizu.takeshi◎okayama-u.ac.jp
※@を◎に置き換えています。