国立大学法人 岡山大学

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「岡山リビングラボ」オープンイノベーションプログラム(O2IP)第21回~中山間地域自治体の課題をDX等で解決する事業アイデア~

【日時】2022年12月5日(月)14:00~17:00

【開催形式】オフラインとオンラインの併用(新型コロナの感染状況により、オンラインのみとなる場合があります。)

【オフライン会場】ももたろうスタートアップカフェ(岡山市北区駅前町1-8-18 ICOTNICOT 2階 Wonder Wall)

【オープンイノベーションプログラムの概要】
 地域内外の企業、自治体や大学の関係者、地域住民など多様な参加者が地域の課題解決にむけたテーマについて自由に討議し、革新的なサービス・商品のアイデア等を創出することを目指します。
 検討テーマを提示する共催団体にとっては、イノベーションに必要となるユニークなアイデアや技術を持った企業や研究者の探索・発見に役立ちます。一方、プログラムに参加する地元企業や研究者、学生、地域住民などの方々にとっては、大手企業や自治体等のイノベーションや課題解決に向けた取り組みの一環を知ることができるだけでなく、共催団体と連携しながら、お持ちの技術や研究シーズ、課題認識等を新たなサービス・商品として具体化し全国展開するチャンスが生まれます。

【今回の検討テーマについて】
 今回共催いただく一般財団法人西粟倉むらまるごと研究所様(以下、むらまる研)は、2020年に西粟倉村と企業等が共同設立した団体です。西粟倉村が掲げる「生きるを楽しむ」を持続可能にするため、「最新テクノロジーは地域や人を幸せにできるのか」を命題に、西粟倉村をまるごと検証フィールドとして、企業や研究機関と新技術の研究開発及び地元と連携した実証事業を行なっています。
 一方、むらまる研がある西粟倉村は岡山県と鳥取県、兵庫県の県境に位置する中山間の豪雪地帯で、人口は約1,400人、面積の約95%が森林で覆われています。村では私有林を村で一括して管理・活用する「百年の森林」事業のほか、家具など森林資源を活用した起業や移住者誘致による地域おこしをむらまる研と連携しながら行っています。
 今回のワークショップでは、西粟倉村が抱える様々な地域課題とその解決に向けた取り組み内容について、むらまる研から説明を行います。そのうえで、今後DXによって西粟倉村がどのような地域になっていくのだろうか、どのような地域課題が解決されるだろうか等について参加者全員が自由にイメージします。さらに皆様がイメージする将来の西粟倉村を実現することにつながる事業アイデアをバックキャスティング的に検討します。西粟倉村をフィールドと見立て参加者の皆様がお持ちのDX関連技術や研究シーズ、サービス・商品を外部の知見やリソース等と組み合わせて、地域課題の解決等に役立つ新たなサービス・商品を創出したいと思われている企業の方をはじめ、大学生、高校生、地域住民、自治体関係者等、様々な方々のご参加をお待ちしております。

【参加者】
テーマに関心をお持ちの方であれば、どなたでも参加可能です。
ただし、オンライン(ZOOM)参加の場合、当日オンライン接続可能な端末(可能であればスマートフォンよりもパソコン、タブレット)をご自身でご用意いただける方に限られます。
申込多数の場合は先着100人(オフライン会場20人、オンライン会場80人)に限らせていただきます。

【主催】岡山大学大学院ヘルスシステム統合科学研究科(岡山リビングラボ)、おかやまスタートアップ支援拠点運営委員会(ももスタ)

【共催】一般財団法人西粟倉むらまるごと研究所、三井住友信託銀行株式会社

【次第】
① 趣旨説明、オリエンテーション(14:00~14:05)
② テーマに関する共催団体プレゼン(14:05~14:45)
③ DXにより実現する西粟倉村の将来像についてのブレーンストーミング(14:45~15:15)
④ 将来像についてのグループ発表(15:15~15:30)
⑤ 将来像を実現する事業アイデアについてのグループディスカッション(15:30~16:30)
⑥ 事業アイデアのグループ発表・講評(16:30~17:00)

【プレゼンター】
一般財団法人西粟倉むらまるごと研究所 共同代表理事 河野様
 (株式会社エックス都市研究所 主席研究員、岡山市脱炭素推進マネージャー)
一般財団法人西粟倉むらまるごと研究所 研究員    猪田様
 (ローカルモビリティプロデューサー/社会福祉士・専門社会調査士)

【留意事項】
※今回のプログラムにおける事業アイデア(知的財産権)については、参加者全員に帰属します。ただし、今後の事業化に際しては、関係者間で必要な契約等を締結することを想定しています。

【参加申込方法】Google formにアクセスし、申し込みを行ってください(申込締切:2022年12月5日(月)10:00)。

本件担当

学術研究院ヘルスシステム統合科学学域
特任准教授 志水武史
e-mail: shimizu.takeshi◎okayama-u.ac.jp
※@を◎に置き換えています。