「岡山リビングラボ」オープンイノベーションプログラム(O2IP)第28回 ~非接触・非装着型モーショントレーニングツールの高付加価値化・普及につながるアイデア~
【日時】2024年9月27日(金)14:30~17:00(14:00開場)
【開催形式】オフラインとオンラインの併用
【オフライン会場】ももたろうスタートアップカフェ(岡山市北区駅前町1-8-18 ICOTNICOT 2階 Wonder Wall)
【オープンイノベーションプログラムの概要】
地域内外の企業、自治体や大学の関係者、地域住民など多様な参加者が地域の課題解決にむけたテーマについて自由に討議し、革新的なサービス・商品のアイデア等を創出することを目指します。
検討テーマを提示する共催団体(大手企業等)にとっては、イノベーションに必要となるユニークなアイデアや技術を持った企業や研究者の探索・発見に役立ちます。一方、プログラムに参加する地元企業や研究者、学生、地域住民などの方々にとっては、大手企業のイノベーションに向けた取り組みの一環を知ることができるだけでなく、大手企業等の協力を得ながら、お持ちの技術や研究シーズ、課題認識等を新たなサービス・商品として具体化し全国展開するチャンスが生まれます。
【今回の検討テーマについて】
今回共催いただくTANOTECH株式会社は、モーションセンサーやゲーミフィケーションテクノロジーを取り入れた非接触・非装着型のトレーニングツール「TANO」を開発し、国内外の福祉・介護・教育現場向けに幅広く提供しています。モーションセンサーを活用することにより身体がコントローラーとなり、300種類以上の運動・発声・脳活性化プログラムを非接触・非装着で楽しくトレーニングすることが可能です。運動プログラムは理学療法の専門家の監修によるリハビリテーションに適した体の動きを取り入れており、年齢に関係なく誰でも簡単にご利用できます。「楽しんでいたらいつのまにか体を動かしていた」それがTANOの特徴です。TANOは2023年にAMED(国立研究開発法人日本医療研究開発機構)のロボット介護機器開発等推進事業(開発補助)に採択されています。
今回のワークショップでは、TANOの体験をしていただいたうえで、TANOの価値・機能を高めるような技術・ゲームのアイデア、あるいはより幅広い分野での利活用につながるビジネスモデル上のアイデアについて、参加者全員で検討します。アイデア検討に際しては、参加者の皆様がお持ちの知見やリソースをTANOに組み合わせるなど、自由に発想し検討いただきたいと存じます。多様な関係者との連携を通じて革新的なサービス・商品を創出したいと思われている企業の方をはじめ、テーマに関心を持たれる大学生、高校生、地域住民、自治体関係者等、さまざまな方々のご参加をお待ちしております。
【対象者】
テーマに関心をお持ちの方であれば、どなたでも参加可能です。ただし、オンライン(ZOOM)参加の場合、当日オンライン接続可能な端末(可能であればスマートフォンよりもパソコン、タブレット)をご自身でご用意いただける方に限られます。申し込み多数の場合は先着100人(オフライン会場20人、オンライン会場80人)に限らせていただきます。
【申込方法】
Google Formにアクセスし、申し込みを行ってください(申込締切:2024年9月26日(木)17:00)。
【次第】
① 趣旨説明、オリエンテーション(14:30~14:35)
② テーマに関する共催企業プレゼン・デモンストレーション(14:35~15:15)
③ アイデアの方向性等説明(15:15~15:20)
④ テーマについてのグループディスカッション(15:20~16:30)
⑤ グループごとの事業アイデア発表・講評(16:30~17:00)
【プレゼンター】※敬称略
TANOTECH株式会社 代表取締役 三田村 勉
【主催】
岡山大学大学院ヘルスシステム統合科学研究科(岡山リビングラボ)、おかやまスタートアップ支援拠点運営委員会(ももスタ)
【共催】
TANOTECH株式会社
【留意事項】
※今回のプログラムにおける事業アイデア(知的財産権)については、参加者全員に帰属します。ただし、今後の事業化に際しては、関係者間で必要な契約等を締結することを想定しています。
本件担当
学術研究院ヘルスシステム統合科学学域
特任准教授 志水武史
e-mail: shimizu.takeshi◎okayama-u.ac.jp
※@を◎に置き換えています。