本学大学院自然科学研究科は、高校生と大学院生が研究内容を紹介し、双方の交流を深める「第8回高校生・大学院生による研究紹介と交流の会」を7月31日、創立五十周年記念館で開催しました。
　岡山県内外の高校17校から84グループと本学大学院自然科学研究科の大学院生31人が参加。ステージ発表では、高校生らが木星の衛星観測や水の流体抵抗の測定などについて、図やグラフを用いて約400人を前に説明。研究の経緯や考察方法について、参加の高校生や引率教諭、審査員を務める本学教員から質問を受けると、グループ内で協力して回答したり、研究方法のアドバイスを真剣に聞いていました。
　ポスター発表では、アリやモンシロチョウ、ネギの葉といった身近な題材から昆虫の行動様式や植物の分布範囲などの研究成果をまとめた高校生の発表や、食中毒の治療・予防を目的に原因毒を人工的に作成する基礎研究を行う大学院生の発表などがあり、世界的な視点で世の中に必要とされる技術開発や研究内容に、参加者が熱心に見入っていました。

【本件問い合わせ先】
自然系研究科等事務部学務課
TEL：086-251-8810

(13.07.31)