岡山大学農学部

岡山大学 新『農学部』を紐解く Okayama University - School of Agriculture

「農学」とは、動植物の生産だけでなく、環境や食、健康など、
私たちの当たり前の暮らしを多角的に支える学問です。
そして今、社会や人々の暮らしはめまぐるしく変化しています。

では、「農学」にできることは何だろうか?
岡山大学農学部は、現代に求められる知識・思考・専門性を養える場所として
改革を行います!

20264月から始動!

※この内容は現在認可申請中のものであり、今後変更となる場合があります。

新しいポイントNew point

新しい岡山大学農学部のカリキュラムが
2026年4月より始動します!

Point 01
入学定員が増員!

2026年度学校推薦型選抜Ⅰ募集方法Bの募集人員を19名から23名に増加、一般選抜(前期日程)の募集人員を82名から100名に増加します。

※但し、入学者選抜方法の変更はありません。
変更前
120
変更後
142
Point 02
「生物生産プログラム」が新設!

5つのプログラム制に。4つのコースを基盤とするプログラムに加え、「生物生産プログラム」を新設し、食料の持続的生産やアグリビジネスの海外展開など、社会情勢やニーズに対応した学びを提供します。

生物生産プログラム
Point 03
他学部と連携した最新の学び
(国際・デジタル)を展開!

法学部や経済学部、工学部と連携したプログラム横断的な授業科目群として、2年次以降「国際展開モジュール」および「デジタル農学モジュール」を設置します。

国際展開モジュールとは?

法学部・経済学部と連携し、国際法、貿易、国際市場などについて学び、国際的に活躍するための素養を身につけます。

デジタル農学モジュールとは?

工学部と連携し、ICTやAIを活用したスマート農業を学び、最新技術を農業分野に応用する力を養います。

プログラム制Specialized curriculum

本学部では2年次に専門を選択します。
従来の4コースから、2026年度に5プログラムに変更。
さらに専門性を高めた学びを展開します。

生物生産プログラム

  • 植物生産科学
  • 農業経済学
  • スマート農業工学

植物生産システムの効率化を行うことで新しい農業システムの構築を目指す

農作物とその生産技術に対する多角的な理解を深め、さらに発展させるために、AIやICTなどのコンピュータテクノロジ、遺伝子解析に代表される分子生物学的手法、農業経済学的手法、雑草防除等栽培環境の管理手法などを活用し、農作物生産の様々な課題を解決するための研究を実施しています。

農芸化学プログラム

  • 有機化学
  • 生化学
  • 応用微生物学
  • 食品化学

生命の仕組みと能力を化学的に探究し、生物資源を開拓

微生物から植物、ヒトを含む動物まで様々な生物を研究対象として、代謝産物、糖鎖、脂質、タンパク質、遺伝子などを分子のレベルで研究します。また、研究対象とする生物の細胞内外で行われる生命現象を化学の視点で解明します。ここで得られた知見は食品や医薬品の開発から環境保全に至るまで幅広く応用され、より良い暮らしとSDGsの実現のために貢献します。

植物科学プログラム

  • 植物育種学
  • 植物病理学
  • 園芸利用学

植物の生命現象を解明し、食料生産の増加・安定を目指す

植物は、私たちの暮らしを支える大切な食料の源です。増え続ける世界の人口や気候変動や病害に対応するために、作物の生産性を安定的に向上させる品種改良や生産・品質管理が求められます。私たちは、分子・遺伝子・染色体・個体といったさまざまな視点から研究し、農作物の生産現場に役立てるための最先端の研究と教育を進めています。

動物科学プログラム

  • 生殖科学
  • 遺伝科学
  • 栄養科学
  • 健康科学

食料生産や医療分野での動物の高度利用を幅広く追究

食料生産だけでなく医療・栄養・健康科学への貢献を目的として、動物やその生産物が持つ多彩な機能を解明し、応用するための生命工学やデータサイエンスなどの先端技術を探究する教育研究を行っています。プログラムでは動物生命科学に関わる幅広い領域で活躍できる人材を養成しており、卒業生は、大学院進学や公務員・農業団体職員、企業(食品・医薬品等)、医療機関に就職しています。

環境科学プログラム

  • 生態学
  • 進化生物学
  • 農村社会学
  • 環境経済政策学

持続可能な社会の実現の根幹をなす、環境と人間の関係への理解を深める

森林、草原、河川、農地などの生物群集や生態系の構造と機能、生物の進化や個体群の維持機構、生物多様性の保全、農村・環境政策、環境とビジネス、地域活性化、食と農と暮らしのつながりなどについて教育研究を行います。これらを通じて、ローカルからグローバルまで、さまざまなスケールの環境と人間の関係について深い知識を身につけ、国際的に活躍できる人材を育成します。

岡大農学部の特長Features of School of Agriculture

他にも岡山大学農学部ならではの特長がたくさんあります!

  • 一学科制で広い視野、深い専門性を獲得

    本学部は、「農学科」一学科体制のもとで、プログラム制教育を導入しています。この様な、ユニークな研究・教育体制により多様な学問領域からなる農学教育の一層の充実を図るとともに、時代のニーズに柔軟に対応できる専門性と総合性を兼ね備えた人材の育成を目指しています。

  • 岡山ならではのグローカルな学び

    岡山大学農学部では地域農業と国際的な農業をつなぐ実践的なグローカルな教育に取り組んでいます。農場での実践的な教育を含めて様々な体験が可能なプログラムを提供しています。

  • 岡山県中心部の好立地にあるキャンパス

    キャンパスは岡山市中心部にあり、JR法界院駅から徒歩約10分と通学に便利な好立地です。JR岡山駅からも多数の路線バスが運行されています。

  • キャンパス内に農場を併設

    キャンパス内には水田・畑・果樹園・温室・ビニールハウスなどすべての耕種部門を備えた農場を併設しています。

入試情報Admissions

岡山大学農学部の入試に関する情報は、公式サイトをご確認ください。