岡山大学 環境理工学部 環境デザイン工学科

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研究概要

環境デザイン工学科における研究は以下の8つのテーマを柱として展開しています。大学院環境生命科学研究科への進学によって、より専門的な教育を行うとともに、最先端の研究テーマに取り組むことによって、スペシャリストの育成をしています。

1. 環境に配慮した循環型都市の構築(3R)

  • 循環型社会・低炭素社会の構築に向け,3R(Reduce, Reuse, Recycle)を基調としたライフスタイル・社会システムへの転換が必要不可欠です。こうした社会の要請に対応するため,従来の衛生工学分野の技術開発だけでなく,社会心理学・環境経済学など人文社会学的アプローチも含めた学際的な教育・研究,人材育成を目指しています。

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2. 低炭素・省資源化社会の構築へ向けた次世代社会基盤構築技術の開発(材料)

  • マイカーを持ちたい,外国にも旅行したい,水洗トイレ,テレビ,クーラーのある生活を送りたい,でも自然環境も護りたい。持続的な発展が可能な社会を目指すということは,人類のこの矛盾に答えを見つけることかもしれません。持続可能な社会を目指すために,社会基盤の整備のあり方を議論できる人材が求められています。

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3. 異常気象に適応できる次世代の建設・防災技術の開発(防災・減災)

  • 自然と人間の調和を考える上で,災害に強い都市基盤を構築することが一つの要素となっています。
    そのために次世代技術の研究開発と人材育成が求められています。

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4. 持続可能な社会をめざす都市・地域・交通計画(都市計画)

  • 人口減少下において持続可能な社会を構築するためには,人口密度を高めたコンパクトな都市の実現が不可欠です。これまでの人口増加を前提とした都市拡散から都市の密度を維持・高めるためのコンパクト化へ。そのための都市・地域・交通計画に関する調査・研究と人材育成が求められています。

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5. 環境(自然・文化)と調和のとれた都市・地域景観の創成と保全(景観・文化)

  • 自然・文化と調和のとれた都市・地域景観の創成と保全が必要となっています。そのためには地域の歴史・文化を考慮し,新たなアイデンティティーを創造する人材育成が求められています。

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6. 環境(自然・文化)と調和のとれた都市・地域景観の創成と保全(景観・文化)

  • 廃棄物等の有害物質を人間の生活圏から隔離する安全保障の観点から,適正な処理・ 処分法を図るための調査・研究・技術開発が必要とされています。これらの安全・安心を将来に渡って持続していくための人材育成が求められています。

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7. 広域的な水資源・CO2循環の解明(地球システム)

  • 気候変動は地球規模における水循環の変動と水資源の偏在をもたらし,風水害が増大,安全な飲み水の確保が難しい時代を迎えています。温室効果ガス濃度の上昇と,地球の平均気温上昇が加速度的に進行する中で地球及び地域環境の変動機構を知るための調査・研究と,それを担う人材が必要とされています。

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8. 風力等の自然エネルギーの利用(資源・エネルギー)

  • 現代の文明社会は化石資源を前提として構築されています。しかし,近い将来の石油枯渇と地球温暖化という人類が直面する2つの大きな危機により,その前提が崩れようとしています。風力などの化石資源代替エネルギーへの早急な転換を進めるための技術者が強く求められているのです。

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岡山大学環境理工学部研究報告

岡山大学環境理工学部研究報告

岡山大学環境理工学部研究報告
Published by the Faculty of Environmental Science and Technology, Okayama University
ISSN:1341-9099

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