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岡山大学大学院環境生命科学研究科 人間生態学講座 津田 研究室

研究内容

研究の柱

主に、環境疫学(環境保健)、周産期・小児期の疫学、疫学全般、国際保健に関する研究を行っています。そして、以下の3点を研究の柱として、それから得られた知見がいかに公衆衛生向上に貢献できるかを模索しています。

  1. 日本が経験してきた環境保健・周産期保健の事例に関し、その知見を伝える為の研究
  2. 日本・アジアが現在抱える環境保健・周産期の問題に関し、知見を提供できうる研究
  3. 環境政策などがいかに健康へ寄与するかを定量的に評価する研究(政策評価研究)

研究内容

環境疫学(環境保健)

・大気汚染の疫学

まず、大気汚染のHealth Impact Assessmentと題し、大気汚染のガイドラインを設置し遵守した場合、大気汚染改善により東京都だけで年間どれぐらいの余剰死亡が防げるかの推測を行いました(Yorifuji et al., AEOH 2005)。世界中でも大気汚染の健康影響が注目され、国内でもガイドラインの設置・変更などが議論されていた当時、そのような論議に一石を投じた研究でした。更に、大気汚染の政策評価として、東京都保健所長会と協力し、東京都が行っているディーゼル車運行規制が、いかに東京都の健康へ好影響を与えたのかを時系列分析を用いて検討しました(Yorifuji et al., STOTEN 2011)。結果として、東京都が行ったディーゼル車運行規制強化により大気汚染濃度が減少し、規制により特に脳血管死亡が8.5%も低下しており、23区の人口に換算するならば、3年間で約2800人の脳血管死亡を予防したということを示しました。

また、静岡県の高齢者を対象にし、地理情報システムを利用しモデル化した大気汚染濃度と健康影響の関連の定量的な評価も行い(Kashima et al., STOTEN 2009)、アジアで初めて大気汚染に慢性的に曝露されることの影響評価を定量的に行いました(Yorifuji et al., OEM 2010)。その他、大気汚染の急性影響により脳血管疾患死亡が増加することも示しました(Yorifuji et al., JOEM 2011)。  更に、大気汚染の周産期領域への影響を検討するため、大気汚染曝露の早産・低出生体重児への影響も検討し、論文として発表しています(Yorifuji et al., Epidemiology 2011; Kashima et al., ER 2011; Yorifuji et al., STOTEN 2012)。

・メチル水銀・水俣病の疫学

メチル水銀曝露に関しては、高濃度曝露があった水俣病を主な研究テーマとして研究を行っています。例えば、メチル水銀曝露による感覚障害・精神症状・高血圧・がんの増加(Yorifuji et al., IAOEH 2007; Yorifuji et al., Epidemiology 2008; Yorifuji et al., ER 2010; Yorifuji et al., Env Int 2011)、毛髪水銀濃度と感覚障害の関連(Yorifuji et al., Epidemiology 2009a)、臍帯水銀濃度の分布(Yorifuji et al., STOTEN 2009)、認定制度の妥当性(Yorifuji AEOH, in press)などの評価を行ってきまし。

また、公衆衛生の視点より水俣病の1968年までの歴史を紹介したり(Tsuda et al., JPHP 2009)、水俣病の現在史を紹介したりしています(津田・頼藤、新通史 2011)。その他、European Environment Agencyより水俣病の総論執筆を依頼され、この春の出版を待つ所です。

・ヒ素中毒の疫学

昭和30年夏に、岡山を中心に西日本一帯でヒ素混入ミルクによる食中毒事件が起こったことは良く知られていますが、研究は不足していました。我々はまず動態統計情報を利用し、ヒ素曝露によりがん死亡が多発したのかを検証した論文を発表しました(Yorifuji et al., JNCI 2010; Yorifuji et al., EHPM 2011)。現在は、次のステップとして、フランスの国際がん研究機関(IARC)やアメリカのNational Institutes of Healthと協力し、個々人の臨床情報を集める研究準備を進めており、来年度開始予定です。

・その他環境疫学(環境保健)

環境保健の領域では、その他、アスベスト曝露、ダイオキシン曝露(カネミ油症)(Kashima et al., STOTEN 2011)、大阪府寝屋川市における揮発性有機化合物曝露(Yorifuji et al., JOH in press)、鉛曝露(Yorifuji et al., NTT 2011)などによる健康影響の評価研究を行ってきました。

周産期・小児期の疫学

様々な要因が母体の妊娠・分娩状況や新生児の健康に与える影響に関し研究を行っています。現在、周産期コホート(研究集団)を確立しようとしている所です。それにより、鉛やメチル水銀などの環境物質を含む様々な環境(社会、経済、医療など)が母体や児の成長・発達にどのような影響を及ぼすかを検証できると考えています。その他、インフルエンザ治療薬タミフルに関する研究(Yorifuji et al., Epidemiology 2009b; Yorifuji et al., Epidemiology 2010)、戦後の乳児死亡率減少に寄与した要因の検討(Yorifuji et al., PPE 2011)などを行ってきました。

疫学全般

疫学理論・因果推論に関する研究。その他、静岡県高齢者コホート(研究集団)の確立、受動喫煙対策である健康増進法の政策評価(Yorifuji et al., Tobacco Control 2011)など様々な研究を行ってきました。

国際保健

国際保健に関しては、実際のアジアの保健データを利用し研究を行っています。例えばインドネシアのDemographic Health Surveyという大規模データを利用し、周産期死亡を抑制するような要因を検討したり(Juliani et al., in press)、小児の呼吸器疾患を惹起するような要因を検討したりしました(Kashima et al., JOEM 2010)。

旅行医学

研究のお知らせ

―「こどもの健康を守るための大規模出生前コホート立ち上げ可能性の検証」研究へご協力のお願い―

―2019年2月1日以降、三宅医院に入院された妊婦の皆さまへ―

研究機関名岡山大学大学院環境生命科学研究科
研究機関長舟橋 弘晃
研究責任者 岡山大学大学院環境生命科学研究科 生命環境学専攻 人間生態学講座 准教授 ョ藤貴志
研究分担者 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科  産科・婦人科分野  教授 増山寿
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科  小児医科学分野   教授 塚原宏一
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科  小児医科学分野   教授 小林勝弘
岡山大学病院新医療研究開発センター           准教授 櫻井淳
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科  疫学・衛生学分野  教授 土居弘幸
共同研究機関 国立病院機構岡山医療センター    産科        医長 多田 克彦
国立病院機構岡山医療センター    新生児科      医長 影山 操
1.研究の概要

1) 研究の背景および目的
 胎児や小児では、母体・生活・医療・化学物質・社会などの環境要因により、健康・成長・発達の面において影響を受けやすく、またその負荷は一生続くという特徴があります。今回の研究では、三宅医院(岡山県岡山市)で、2019年2月1日以降に入院・出産されたお母様の妊娠・分娩時の情報と、お生まれになったお子様の出生時の情報およびお父様の情報のデータを集め、こどもの健康を守るための大規模な出生前コホートの立ち上げが可能かどうかの検証をいたします。
 *コホートとは、研究の対象となる特定の集団を意味しており、コホート研究とは、コホートを一定期間追跡することで、人々を取り巻く様々な環境と健康状態との関係を調査する研究のことです。

2) 予想される医学上の貢献及び研究の意義
将来的に中四国をカバーする大規模出生前コホートを確立することができれば、ビッグデータを解析することによって、国内外の母子保健にとって、大変有意義な情報を提供することができます。

2.研究の方法

1) 研究対象者
2019年2月1日から2022年1月30日の間に三宅医院において入院をされたお母様とそのお子様、およびお父様の約9,000名

2) 研究期間
2019年2月1日〜2022年3月31日

3) 研究方法
2019年2月1日から2022年1月30日の間に三宅医院に入院され、同意をいただいたお母様、お父様に、ご自身で質問紙への記入をしていただきます。その後、通常の診療で得られる情報と質問紙から得られた情報をデータベース化していきます。

4) 使用する情報
この研究に使用する情報として、質問紙の内容に加えてカルテから以下の情報を抽出し使用させていただきますが、氏名、住所、電話番号などのあなたを直ちに特定できる情報は削除し使用します。また、あなたの情報などが漏洩しないようプライバシーの保護には細心の注意を払います。
1)基本情報(母):氏名, 住所,電話番号, 生年月日,年齢,身長,非妊娠時体重,結婚状態, 職業,最終学歴,予定日,予定日起算,CRLによる予定日起算,経産,既往帝切,初診週数, 紹介有無, 里帰り有無, 自身の出生時体重, 既往歴有無と内容, アレルギーの有無と内容,常用薬の有無,飲酒,喫煙の有無(本数,喫煙開始年齢), 家族の既往歴(高血圧, 糖尿病, 心疾患)
2)基本情報(父) :生年月日,年齢, 職業,最終学歴, 身長, 出生時体重, 喫煙の有無(本数,喫煙開始年齢)
3)入院時記録 :入院日,初覚陣痛開始年月日,破水開始年月日,入院時体重,体重増加,血圧
4)妊娠経過  :妊娠成立理由,不妊治療内容,母体合併症の有無(内容)(変化),妊娠中母体異常の有無(内容),妊娠中投薬の有無
5)分娩記録 :誘発・促進,単胎・多胎,分娩日,分娩時刻,分娩所要時間,分娩週数,分娩日数,分娩様式,胎位,分娩時診断,分娩時出血量
6)児情報   :生産・死産,性別,アプガール(1分,5分), 体重, 身長, 胸囲, 頭囲,奇形の有無と内容,胎盤重量, 胎盤異常,UApH,UVpH, 新生児搬送の有無,クベース収容の有無と適応

5) 情報の保存、二次利用
この研究に使用した情報は、研究の中止または研究終了後20年間、三宅医院内において保存させていただきます。電子情報はパスワード等で制御されたコンピューターに保存し、質問紙は情報入力後廃棄致します。なお、保存した情報を用いて新たな研究を行う際は、倫理委員会にて承認を得ます。

6) 研究計画書および個人情報の開示
あなたのご希望があれば、個人情報の保護や研究の独創性の確保に支障がない範囲内で、この研究計画の資料等を閲覧または入手することができますので、お申し出ください。
この研究にご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。また、あなたの情報が研究に使用されることについて、ご了承いただけない場合には研究対象としませんので、2022年2月28日までの間に下記の連絡先までお申し出ください。この場合も診療など病院サービスにおいて皆様に不利益が生じることはありません。

<問い合わせ・連絡先>

 岡山大学大学院環境生命科学研究科 生命環境学専攻 人間生態学講座 准教授 頼藤 貴志
(平日)電話/ファックス:086-251-8925(9時〜17時)
(土日祝日夜間)電話/ファックス:086-251-8925(留守番電話)

<研究組織>

共同研究機関
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 産科・婦人科分野   教授 増山寿
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 小児医科学分野    教授 塚原宏一
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 小児医科学分野    教授 小林勝弘
岡山大学病院新医療研究開発センター           准教授 櫻井淳
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 疫学・衛生学分野   教授 土居弘幸
国立病院機構岡山医療センター   産科         医長 多田克彦
国立病院機構岡山医療センター   新生児科       医長 影山操

データ提供機関
三宅医院                        院長 三宅貴仁

「周産期データベースを利用した周産期疫学研究:母体要因と周産期予後の関連の検討」研究を行っております

研究機関名岡山大学大学院環境生命科学研究科生命環境学専攻人間生態学講座
責任研究者岡山大学大学院環境生命科学研究科生命環境学専攻人間生態学講座
准教授 頼藤貴志
分担研究者 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科社会環境生命科学専攻
総合社会医科学講座 疫学・衛生学分野 教授 土居弘幸
岡山大学大学院環境生命科学研究科生命環境学専攻人間生態学講座
非常勤研究員 山川路代
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科社会環境生命科学専攻
総合社会医科学講座 疫学・衛生学分野 大学院生 井上幸子
1.研究の意義と目的

妊娠・出産〜小児期,さらに思春期に渡って,母体環境,化学物質環境,医療環境,生活習慣,社会環境などの様々な環境が,胎児および出生後の子どもを取り巻いており,それぞれが多少の差はあれ健康・成長・発達に影響を与えています。今回岡山大学において, 聖隷浜松病院産科(静岡県)で1997年から2012年の間に出産されたお母様の妊娠・分娩時の情報と,お生まれになったお子様の健康への影響との関連について分析します。このように長期間,お母様とお子様の情報を蓄えている分娩施設は他になく,この分析を行うことによって,母子保健にとって大変有意義な情報を得ることができます。

2.研究の方法

1) 研究対象:
1997年から2012年の間に聖隷浜松病院産科(静岡県)で出産されたお母様とそのお子様

2) 調査期間:
妊娠から出産までの期間に集められた診療情報を利用いたします。

3)研究方法:
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科において, 1997年から2012年の間に聖隷浜松病院産科で出産されたお母様とそのお子様の情報を用いて, 出産前のお母様の様々な環境要因とお子様の出生時の健康について,電子データをもとに解析します。

4)調査票等:
研究資料は, 聖隷浜松病院内で既に匿名化された集約されたデータを用います。岡山大学の研究者が, 各個人の情報を入手することはなく, 対象者の方々が特定されることはありません。

5)情報の保護:
調査情報は, 岡山大学大学院環境生命科学専攻人間生態学講座,岡山大学大学院医歯薬学総合研究科社会環境生命科学専攻総合社会医科学講座のそれぞれの研究室内で厳重に取り扱います。電子情報はパスワードで制御されたハードディスク内で保存,またそのハードディスクも施錠可能な保管庫に保存します。
調査結果は個人を特定できない形で関連の学会および論文にて発表する予定です。
この研究についてご質問等がありましたら下記までお問い合わせ下さい。

<問い合わせ・連絡先>

所属:岡山大学大学院環境生命科学研究科 生命環境学専攻 人間生態学講座
職名:准教授  氏名:頼藤貴志
電話番号: 086- 251-8925

「インドを旅行する日本人旅行者における疾患発生要因に関する研究」への参加協力のお願い

インドを旅する皆さん、
発展途上国を旅行する日本人旅行者がどのくらいの頻度で病気に罹っているかについて情報収集し、その上で、病気を予防して、楽しい旅を続けるためにどのようなことに気をつければいいのかを明らかにするために、インドを旅行するあなたの情報を必要としています。
これから途上国を旅行する初心者バックパッカーのために、ぜひ調査へのご協力をお願いいたします。
調査はインドコルカタの日本人宿(サンタナ・コルカタゲストハウス)で行っています。
関心のある方は、是非サンタナ・コルカタゲストハウスにお立ち寄りください。
この研究をもっと知りたい方は、研究の概要と詳細の書かれたファイルをご一読いただき、ご不明な点がありましたら、下記までお気軽にお問い合わせください。

  1. 予備調査告知
  2. 予備調査説明文
  3. 同意撤回書
  4. 情報公開文書
<問い合わせ・連絡先>

所属:岡山大学大学院環境生命科学研究科 生命環境学専攻 人間生態学講座
職名:教授  氏名:津田敏秀
電話番号:086-251-8883

「地理情報システム(GIS)による個人の大気汚染曝露と健康影響に関するコホート研究」を行っております

研究機関名岡山大学大学院環境生命科学研究科
研究科長舟橋 弘晃
責任研究者岡山大学大学院環境生命科学研究科生命環境学専攻人間生態学講座 准教授 ョ藤 貴志
共同研究機関 独立行政法人国立がん研究センター
      がん予防・検診研究センター室長 澤田典絵 【研究代表者】
立命館大学文学部 教授 中谷友樹
広島大学医歯薬保健学研究院 助教 鹿嶋小織里
中京大学国際教養学部 准教授 埴淵知哉 
1.研究の概要

1)研究の背景および目的
 大気汚染と健康影響との関連について、欧米からの研究では、粒子状物質(PM2.5 など)への長期曝露により、循環器疾患死亡(Dockery DW, 1993, Pope CA, 2002)や罹患(Miller KA, 2007,Puett RC, 2009)、肺がん罹患(Raaschou-Nielsen O, 2013)のリスクが高まる可能性などが数多く報告されていますが、日本における研究は乏しく、Katanoda(2011)らが、三府県コホートにおいて、粒子状物質と肺がんとの正の関連を、Nishiwaki(2012)らが循環器疾患と正の関連、肺がんとは関連がなかったことを報告しているにとどまっています。
 近年、さまざまな情報を地理的位置に基づいて統合・管理し、さらには情報を地理的に視覚化・解析する環境をもたらす、地理情報システム(Geographic Information System:GIS)を用いた疫学研究が欧米諸国で盛んにおこなわれています。GIS 情報と一般測定局の大気汚染濃度を組み合わせ、Land use regression (LUR)model を用いて、個人曝露評価の推定を行うことが望まれますが、日本では、Yorifuji らが個人の二酸化窒素曝露と心肺疾患・肺がん死亡との正の関連を報告したにとどまっています(2013)。さらに、GIS 情報には道路形態や交通密度などの交通量データがえられるので、交通量を大気汚染曝露に近似すると仮定することで、間接的な個人レベルの大気汚染曝露量を割りあて、疫学研究に応用することが可能です。
 その為、今回1990 年と1993 年から開始されている多目的コホート研究において、ベースライン質問票に回答された40 歳以上70 歳未満(調査開始時年齢)の男女約10万人を対象とし、ベースライン時の居住地を参考に、GIS 情報をふりあてたうえで個人の大気汚染曝露濃度を推定し、現在までの追跡期間中に発症したがん、循環器疾患、糖尿病罹患例、死因別死亡について、大気汚染との関連を縦断的に評価します。

2)予想される医学上の貢献及び研究の意義
 本研究において、個人の大気汚染曝露指標を大規模疫学研究に応用することで、大気汚染とがん・循環器疾患・糖尿病についての発症、死亡との関連が示されれば、高齢化社会の重要問題である、3大疾患の予防のために応用可能な科学的証拠が得られ、学術上、また、公衆衛生学上、非常に意義のある研究となります。

2.研究の方法

1)研究対象者
 平成元年度において、岩手県二戸、秋田県横手、長野県佐久、沖縄県中部(旧石川)、葛飾区(旧東京都葛飾)の各保健所管内在住のその当時40−59歳だった約6万人(コホートT)、および、平成4年度において、茨城県水戸(旧笠間)、新潟県長岡(旧柏崎)、高知県中央東(旧土佐山田)、長崎県上五島(旧有川)、沖縄県宮古、大阪府吹田の各保健所管内在住のその当時40−69歳だった約8万人(コホートU)の多目的コホート研究(JPHC Study)に参加された合計約14万人です。

2)研究期間
 平成27年11月26日の倫理委員会承認後〜平成30年5月31日

3)研究方法
 コホート1とコホート2において、ベースライン質問票に回答した40歳以上70歳未満(調査開始年齢)の男女すべての方から、以下の4)に示しました項目の情報が既に集められています。これらの情報を用いた解析研究を行い、個人レベルの大気汚染指標とがん罹患及び死亡との関連の評価を行います。
 研究代表者が所属する国立がん予防・検診研究センターにおいて、本人同定可能な情報を削除したうえで、研究対象者に匿名化IDを付与した解析用データベースを構築します。岡山大学は、解析用データベースのみを入手し解析を行い、匿名化IDと個人情報の対応表は入手いたしません。

4)使用する情報
 この研究に使用する情報として、以下の情報を抽出し使用させていただきますが、氏名、生年月日などのあなたを直ちに特定できる情報は削除し使用します。また、あなたの情報などが漏洩しないようプライバシーの保護には細心の注意を払います。
生活習慣や健康状態に関するアンケート
健診データ
測定された、血中生化学項目・栄養素項目などのデータ
詳細な食事記録調査・血中および尿中の栄養素などデータ
追跡情報(生死、死因、がん、循環器罹患情報、居住地情報)

5)外部への情報の提供
 以下の共同機関内への情報の受け渡しについては、書留・配達記録など、受取人の手元に確実に届くことを保証する仕組みを用います。電子媒体では、暗号化・パスワード管理など、第三者がファイルを容易に閲覧できない仕組みを施します。
独立行政法人国立がん研究センター がん予防・検診研究センター室長 澤田 典絵
立命館大学文学部 教授 中谷 友樹
広島大学医歯薬保健学研究院 助教 鹿嶋 小織里
中京大学国際教養学部 准教授 埴淵 知哉

6)情報の保存、二次利用
 本研究で収集した試料・情報は,研究の中止または研究終了後2年が経過した日までの間施錠可能な場所(大学院環境生命科学研究科頼藤研究室)で保存し,その後は個人情報に十分注意して廃棄します。保管する資料・情報からは既に個人情報を削除し,連結不可能匿名化されており、その状態で保管します。保管期間終了後は試料・情報を破棄いたします。本研究で岡山大学が国立がん研究センターより取得した情報を将来の研究に用いる可能性はありません。

7)研究計画書および個人情報の開示
 あなたのご希望があれば、個人情報の保護や研究の独創性の確保に支障がない範囲内で、この研究計画の資料等を閲覧または入手することができますので、お申し出ください。 また、この研究における個人情報の開示は、あなたが希望される場合にのみ行います。あなたの同意により、ご家族等(父母(親権者)、配偶者、成人の子又は兄弟姉妹等、後見人、保佐人)を交えてお知らせすることもできます。内容についておわかりになりにくい点がありましたら、遠慮なく担当者にお尋ねください。
 この研究は氏名、生年月日などのあなたを直ちに特定できるデータをわからない形にして、学会や論文で発表しますので、ご了解ください。
 この研究にご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。また、あなたの情報が研究に使用されることについてご了承いただけない場合には研究対象としませんので、2017年12月31日までの間に下記の連絡先までお申し出ください。この場合も皆様に不利益が生じることはありません。

<問い合わせ・連絡先>

岡山大学大学院環境生命科学研究科
氏名:頼藤 貴志
電話:086-251-8925(平日9:00〜17時)
ファックス:086-251-8925

「大学生が海外留学時に経験する症状とその関連要因の検討」へご協力のお願い

平成28年度及び29年度夏期語学研修あるいは春期語学研修に参加された学生の皆さんへ

研究機関名岡山大学大学院環境生命科学研究科
研究機関長舟橋 弘晃
責任研究者岡山大学大学院環境生命科学研究科 教授 津田敏秀
研究分担者 岡山大学地域総合研究センター 助教 山川路代
岡山大学大学院環境生命科学研究科 大学院生 佐才めぐみ
岡山大学大学院環境生命科学研究科 助教 時信亜希子
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 助教 鈴木越治
1.研究の概要

1)研究の背景および目的
 社会のグローバル化の中で、近年において大学は学生の海外留学を推進していますが、学生が留学先でどんな健康問題に悩まされているかといった情報を持ち合わせていません。また、旅行医学領域においても、海外留学する学生の健康リスクに関する研究は十分ではありません。したがって、大学は海外留学を予定している学生に留学先で健康を保つための注意点を具体的な数値で示せない状況にあります。
 この研究の目的は大学生が海外留学の際に経験する症状やその症状にかかわる要因を明らかにすることです。

2)予想される医学上の貢献及び研究の意義
 この研究を行うことにより、今後海外留学する学生が症状に悩まされず、計画通りに留学を終えることができるようになる、大学が海外留学する学生のリスク対策を行うことができるという医学上の貢献がなされることが考えられます。

2.研究の方法

1)研究対象者
 平成28年度及び平成29年度の夏期語学研修か春期語学研修のいずれかに参加する学生(約400人)を対象に実施される研究です。この研究への参加に同意して下さる学生の方々を対象とし、日本語で文書の読み書きができない学生や、20歳未満の学生でご家族等(父母)が研究への参加を拒否した場合は対象になりません。

2)研究期間
 この研究は平成28年6月29日から平成31年3月31日の期間で実施されます。

3)研究方法
 この研究では、岡山大学グローバル・パートナーズと連携して行い、平成28年度及び29年度の夏期語学研修か春期語学研修のいずれかに参加する学生を対象に、留学時に経験する症状にかかわる要因について調べます。

4)使用する情報
 グローバル・パートナーズから学部・学科・学年、留学先の情報提供をうける他に、学生の皆さんには留学前と留学後の2回、質問紙にあるいくつかの質問項目について回答していただきます。調べる項目は、以下に示す健康や行動、リスクに対する考え方や不安に関することです。
・年齢,性別,血液型,親の職業,毎月の生活費,持病,海外渡航歴,予防接種,リスク認知・不安,留学先でのリスク行動,留学先で経験した症状

5)情報の保存
 試料・データからは、個人が特定される情報を取り除き、照合のための番号をつけ、取り扱い者を限定した上で、細心の注意を払い厳重に管理、保管します。データは、研究終了から5年間は保管され、その後、個人情報に十分に注意して廃棄します。

6)研究計画書および個人情報の開示
 あなたのご希望があれば、個人情報の保護や研究の独創性の確保に支障がない範囲内で、この研究計画の資料等を閲覧または入手することができますので、お申し出ください。 また、この研究における個人情報の開示は行いません。
 この研究は氏名、生年月日などのあなたを直ちに特定できるデータをわからない形にして、学会や論文で発表しますので、ご了解ください。

3.連絡先

 この研究にご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。また、あなたの情報が研究に使用されることについてご了承いただけない場合には研究対象としませんので、平成30年6月30日までの間に下記の連絡先までお申し出下さい。この場合も学業において学生の皆さんに不利益が生じることはありません。
 また、この研究は身体に危害を及ぼすものではなく、研究に参加することによる生命への危険性はありませんが、留学後体調に不安を感じておられる方で、医師の相談をしたい場合は、下記の連絡先にご相談ください。

<問い合わせ・連絡先>

岡山大学大学院環境生命科学研究科 教授 津田敏秀(医師)
(平日)   電話:086-251-8883 9時00分〜18時
(土日夜間) 電話:086-235-8883 (留守電)
住所:〒700-8530 岡山市北区津島中三丁目1番1号
Eメール:
ホームページ:http://www.okayama-u.ac.jp/user/envepi/

「中高年者における生活習慣と要介護認定との関連性の検討」へご協力のお願い

平成18年4月1日〜平成20年3月31日の間に岡山市の基本健康診査を受けられた方へ

研究機関名岡山大学大学院環境生命科学研究科
責任研究者岡山大学大学院環境生命科学研究科 教授 津田敏秀
研究分担者 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 教授 浜田淳
岡山大学地域総合研究センター 助教 山川路代
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 大学院生 劉陽洋
岡山大学大学院環境生命科学研究科 大学院生 佐才めぐみ
1.研究の概要

1)研究の背景および目的
 世界の多くの国々で平均寿命が著しく延長した今,寿命の長さだけでなく,寿命の質に対する関心が高まってきました。健康寿命というのは,寿命の質を測る新しい健康指標であり,何らかの障害によって生活機能が低下し,介護が必要となる状態までの期間を表すものです。
 研究によって,栄養バランスのよい食事,禁煙,適度な飲酒,身体の活動性を高めるといった生活習慣に気をつければ,介護が必要な状態に陥るのを予防できることが分かってきました。しかし,どんな生活習慣に最も気をつければよいか、具体的な生活習慣の取り方については十分に示されていません。
 今後,更に少子高齢化が進行します。介護を必要とする高齢者の数が増加し,家族介護や介護保険制度の負担も増大することが予想されています。本研究の目的は,中高年者において要介護認定の予防につながる生活習慣を明らかにすることです。

2)予想される医学上の貢献及び研究の意義
 この研究によって,一人ひとりが生活習慣を見直し,健康寿命の延伸につながる生活習慣を心がけることができれば,健康の維持・増進につながり,要介護状態に陥るのを防ぐことができます。

2.研究の方法

1)研究対象者
 平成18年4月1日〜平成20年3月31日の間に岡山市による基本健康診査を受診した方(55900名)を研究対象とします。

2)研究期間
 2017年3月倫理委員会承認後〜2019年3月31日

3)研究方法
 平成18年4月1日〜平成20年3月31日の間に岡山市による基本健康診査を受診した方のうち,昭和24年以前に生まれた方で平成19年末の時点で要介護認定を受けていなかった方を対象に,要介護認定に影響を及ぼす生活習慣と影響の大きさについて調べます。

4)使用する情報
 この研究では,岡山市の基本健康診査票の情報を二次利用します。データは岡山市によって既に個人情報が削除され,個人が特定できない状態になっています。
・年齢,性別,就業状況,居住地(中学校区),身長,体重,肥満度,現病歴,既往歴,家族の既往歴,現在の健康状態,精神的な健康状態
・喫煙,飲酒,運動や栄養の習慣,死亡,要介護認定,認知症の判定

5)情報の保存、二次利用
 この研究に使用した情報は、研究の中止または研究終了後5年間、岡山大学地域総合研究センター内で保存させていただきます。電子情報の場合はパスワード等で制御されたコンピューターに保存し、その他の情報は施錠可能な保管庫に保存します。

6)研究計画書および個人情報の開示
 あなたのご希望があれば、個人情報の保護や研究の独創性の確保に支障がない範囲内で、この研究計画の資料等を閲覧または入手することができますので、お申し出ください。 この研究はあなたのデータを個人情報がわからない形にして、学会や論文で発表しますので、ご了解ください。

 この研究にご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。

3.連絡先

 この研究にご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。また、あなたの情報が研究に使用されることについてご了承いただけない場合には研究対象としませんので、平成30年6月30日までの間に下記の連絡先までお申し出下さい。この場合も学業において学生の皆さんに不利益が生じることはありません。
 また、この研究は身体に危害を及ぼすものではなく、研究に参加することによる生命への危険性はありませんが、留学後体調に不安を感じておられる方で、医師の相談をしたい場合は、下記の連絡先にご相談ください。

<問い合わせ・連絡先>

岡山大学大学院環境生命科学研究科
氏名:津田 敏秀
電話:086-251-8883(平日:9時〜17時)
E-mail:
ファックス:086-251-8883
ホームページ:http://www.okayama-u.ac.jp/user/envepi/

「クルーズ客船における乗客の疫学的研究」へご協力のお願い

−平成24年5月8日〜平成25年10月10日までに世界一周クルーズに参加された方へ−

研究機関名岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 社会環境生命科学専攻
総合社会医科学講座 疫学・衛生学分野
責任研究者岡山大学大学院環境生命科学研究科 人間生態学講座環境疫学分野 教授 津田敏秀
研究分担者 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 社会環境生命科学専攻
総合社会医科学講座 疫学・衛生学分野 助教 鈴木越治
岡山大学医学部 客員研究員 葛西洋介
岡山大学地域総合研究センター 助教 山川路代
岡山大学大学院環境生命科学研究科 人間生態学講座環境疫学分野 大学院生 佐才めぐみ
1.研究の意義と目的

1)研究の背景および目的
 クルーズ客船による旅行客は年々増加してきていますが,いまだしっかりとした医学研究はされていません。今までの船内診療室での情報を整理してみることで,風邪が流行りやすい時期や怪我しやすい場所などを明らかにすることが出来るかもしれません。そのような研究がたくさんあることで,病気の予防をしたり注意したりすることができるようになり,乗客がより健康で,安心して旅行を楽しめるようになります。この研究は,その足がかりとなることが目的です。

2)予想される医学上の貢献及び研究の意義
 この研究を行うことにより、今後海外留学する学生が症状に悩まされず、計画通りに留学を終えることができるようになる、大学が海外留学する学生のリスク対策を行うことができるという医学上の貢献がなされることが考えられます。

2.研究の方法

1)研究対象者
 平成24年5月8日から平成25年10月10日までに株式会社ジャパングレイスによる世界一周客船に乗られた方(4180人)。

2)研究期間
 平成27年3月倫理委員会承認後から平成31年3月31日

3)研究方法
 平成24年5月8日から平成25年10月10日までに株式会社ジャパングレイスによる世界一周客船に乗られた方々の一覧と,旅行中に船内受診室を受診されたデータを組み合わせて分析し,病気の発生や広がり方などに関して調べます。

4)調査票等
 研究資料では以下の情報を抽出し使用させていただきますが,あなたの個人情報は削除し匿名化し,個人情報が漏えいしないようにプライバシーの保護には細心の注意を払います。
・性別,年齢,旅行コース,キャビンクラス,国籍,乗船地,下船地
・受診日,キャビン番号,診断名,初診か再診か

5)情報の保護
 調査情報は岡山大学大学院医歯薬学総合研究科疫学・衛生学分野(基礎研究棟7階)にて厳重に取り扱います。電子情報の場合はパスワード等で制御されたコンピュータに保存し,その他の情報は施錠可能な保管庫に保存いたします。
 調査結果は個人を特定できない形で関連の学会,論文およびインターネットにて発表する予定です。

 この研究にご質問等がありましたら下記までお問い合わせ下さい。

<問い合わせ・連絡先>

岡山大学医学部 客員研究員
氏名:葛西 洋介
電話:086-235-7151(内線7176)
ファックス:086-235-7178

「岡山市健康診査データを利用した大気汚染慢性曝露と疾患別死亡・その他アウトカムとの関連評価」研究へご協力のお願い

−平成18年4月1日〜平成20年3月31日の間に岡山市基本健康診査を受診された方およびご家族の方へ−

研究機関名 岡山大学大学院環境生命科学科
研究機関長 研究科長 舟橋 弘晃
研究機関名 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科
研究機関長 研究科長 那須 保友
研究責任者 岡山大学大学院環境生命科学研究科 准教授  頼藤 貴志
研究分担者 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 教授   土居 弘幸
広島大学大学院医歯薬保健学研究科 助教   鹿嶋 小緒里
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 疫学・衛生学分野 院生 谷康成
1.研究の意義と目的

1)研究の背景および目的
 欧米の研究を中心に、現在のような(過去の事例に比べれば低濃度の)大気汚染濃度でも健康影響を引き起こす可能性があることが指摘されていますが、国内では特に、大気汚染の長期曝露による健康影響に関する研究は十分ではありません。
 これまでの私たちの研究によって、大気汚染の長期曝露が呼吸器系や循環器系の病気、肺がんによる死亡を増加させていること、早産や低出生体重児を引き起こしたり、子どもの認知行動機能の発達に影響を与えたりすることが分かってきました。また、最近の海外の研究では、糖尿病や高齢者の認知機能の低下など幅広い病気との関連も示されています。
 本研究の目的は、岡山市健康診査のデータを利用して、大気汚染の慢性的で長期的な曝露が、どのように健康被害をもたらすのかを明らかにすることです。

2)予想される医学上の貢献及び研究の意義
 大気汚染物質の健康影響に関しては、国内・海外とも関心が高まっており、本研究により得られた知見により、国内・海外の大気汚染対策・公衆衛生政策に貢献ができる可能性があります。

2.研究の方法

1)研究対象者
 平成18年4月1日〜平成20年3月31日の間に岡山市基本健康診査を受診した方(約55,000名)を研究対象とします。

2)研究期間
 平成30年1月開催の倫理委員会承認後〜平成32年3月31日

3)研究方法
 平成18年4月1日〜平成20年3月31日の間に岡山市による基本健康診査を受診した方を対象に,大気汚染の慢性的な曝露が、どのような健康被害をもたらすのかを調べます。

4)調査票等
 この研究に使用する情報として、岡山市基本健康診査の結果から以下の情報を抽出し使用させていただきます。データは、岡山保健所にて、既に氏名、生年月日などのあなたを直ちに特定できる情報は削除され、個人が特定できない状態になっています。
・年齢,性別,就業状況,居住地(国勢調査小地域レベル),身長,体重,肥満度,現病歴,既往歴,家族の既往歴,現在の健康状態,精神的な健康状態
・喫煙,飲酒,運動や栄養の習慣,死亡,要介護認定,認知症の判定

5)情報の保存、二次利用
 この研究に使用した情報は、研究の中止または研究終了後5年間、岡山大学大学院環境生命科学研究科頼藤研究室内で保存させていただきます。電子情報の場合はパスワード等で制御されたコンピューターに保存し、その他の情報は施錠可能な保管庫に保存します。

 この研究にご質問等がありましたら下記までお問い合わせ下さい。

6)研究計画書および個人情報の開示
 あなたのご希望があれば、個人情報の保護や研究の独創性の確保に支障がない範囲内で、この研究計画の資料等を閲覧または入手することができますので、お申し出ください。
 この研究は氏名、生年月日などのあなたを直ちに特定できるデータをわからない形にして、学会や論文で発表しますので、ご了承ください。

 この研究にご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。また、あなたの情報が研究に使用されることについて、あなたもしくは代理人(研究対象者の配偶者,父母,兄弟姉妹,子・孫,祖父母,同居の親族又はそれら近親者に準ずると考えられる方)にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、2018年5月31日までの間に下記の連絡先までお申し出ください。この場合も皆様に不利益が生じることはありません。

<問い合わせ・連絡先>

岡山大学大学院環境生命科学研究科
氏名:ョ藤 貴志
電話086-251-8925(平日:9時〜18時)
E-mail:
ファックス:086-251-8925
ホームページ:http://www.okayama-u.ac.jp/user/envepi/