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岡山大学病院腫瘍センターの目指すところ

当院は平成18年8月に厚生労働大臣より岡山県の「都道府県がん診療連携拠点病院」に指定され、地域における質の高いがん医療体制の整備、地域医療機関との診療連携の推進、がん患者と家族に対する相談支援及び情報提供に取り組んでまいりました。この目的のためには高度に専門分化された現代のがん医療において、診療科・専門分野の垣根を越えた、医師・歯科医師、薬剤師、看護師さらには栄養士、歯科衛生士、ソーシャルワーカー、理学療法士、臨床心理士など多くの関連職種によるチーム医療が不可欠です。当院では大学病院という高度医療推進施設の中で診療科や組織の垣根を越えて、多数の専門職がその専門性を生かしてがん患者と家族のためにチーム医療を提供する診療支援部門として腫瘍センターを設置しました。

当センターは、抗がん剤治療の体制整備を担当する化学療法部門、がん医療に携わる医療従事者の研修を担当する研修・教育部門、相談支援と情報提供を担当する相談支援部門、地域におけるがんの罹患状況や死亡率の調査を通じて地域がん対策の基礎となる情報を収集・解析するがん登録部門などの各部門と、消化器腫瘍・呼吸器腫瘍・乳腺腫瘍など各臓器ごとの腫瘍に対して設置された多職種医療チーム(キャンサーボード)、がん患者と家族のつらさに対して多職種でサポートを担当する緩和ケアチーム等々から構成され、「安心できる質の高いがん医療の提供」をセンターの理念として活動を進めております。また平成22年からはがん患者とその家族が中心となる「がんサロン」を設置しました。当センターの診療面では、がん患者が自身の家庭生活、社会生活を可能な限り維持しながら癌治療を継続できるよう外来化学療法室を整備し、外来化学療法室に隣接して緩和ケア外来・がん看護外来を設置しております。平成24年度には心のケアを担当する精神腫瘍(サイコオンコロジー)外来と腫瘍内科外来の設置を準備しております。当センターはまだまだ発展段階にあり、皆様のご要望にお応えできない部分が多々あることと存じますが、皆様により良いがん医療を提供し、がん療養生活の一助となれるようスタッフ一同努力いたしますのでご支援を宜しくお願い致します。

平成24年4月1日 岡山大学病院腫瘍センター長 田端雅弘

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