JyAM's BSD: NetBSD-2.0.2 System on amd64 Installation, Abstract.

■ NetBSDの特徴

  1. Berkeley Software Division (BSD)直系のOS
    具体的には4.4BSD-Lite直系。BSDライセンスの下、オープンかつフリーである事が保証されている。 ライセンス問題は解決済み。
  2. 移植性の高い内部設計
    サポートしているアーキテクチャーは約50。これらすべてがシングルソースツリーに収まっている。 実用的な数はFreeBSDやGNU/Linuxも同等。組込分野で実力発揮。
  3. シンプル
    インストール直後は余分なものが入っていない。

■ amd64アーキテクチャーに入れる時の問題点

■ 他のUnix-like OSとの比較

FreeBSD -- Internet Server用

NetBSDと同じく4.4BSD-Lite直系、packageシステムによるバイナリ配付、 そして多くのOSに対するバイナリエミュレイションを装備しているため、 利用できるアプリケイションの数が多い(10,000ぐらい)。 ATの他数機種のみにターゲットアーキテクチャを絞って開発されている。 ISPでFTP, mail, WebサーヴァなどのOSとして採用されることが多い、 というかFreeBSD好きがISPを運営している模様。 NetBSDと比較して物理メディアでの配布パッケージの入手が容易。また参考書の数も多い。 インストール数はNetBSDの100倍ぐらい?

GNU/Linux -- Internet Cliant用

GNU/LinuxはFree Software Foundationが開発しているUnix互換アプリケイションとUnix互換Kernelを組み合わせたシステム。 インストールやアプリの追加が簡単。Linux KernelはAT互換機のパーツを数多くサポートしている。 OpenOffice.orgやMathematica,ORACLE8, Informixなどの業務アプリが乗っており、 大手コンピュータベンダもサポートを表明している。 OSの配布パッケージが非常に多く存在しており、またそれぞれが特徴を持っている。 ユーザが多いのはFadra Core系。私はKNOPPIX (Debian), Turbo Linuxを使用している。 物理メディアで配布パッケージの入手が極めて容易。 参考書の数も多いが内容はインストールガイドに偏っている。 インストール数はNetBSDの10,000倍ぐらい?


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