統計解析およびグラフィックアプリケイションであるXLISPSTATとRを導入する。 XlispSTATはLisp処理系のひとつであるXlispを使って実装された統計解析パッケイジで、 Xlispの強力なグラフィック出力性能を使った各種グラフが利用できる。 また、デイター操作がLISP言語で行えるため、 さまざまなデイター構造が実現できる。
これに対してRはBell Lab.で開発されて配布されているSのGNU版だ。 Base Packageだけでも多用な統計解析手法が用意されており、 さらにさまざまな手法をPackageで追加できる。 また、R関数を使ってプログラムすれば手法を増やせる。 さらに、計算速度が必要な手法ならCやFortranで関数をプログラムし、 Rの関数として実行できる。 X11R6のグラフィック環境をサポートしており、 解析結果をグラフにできる。またグラフをEPSFで出力できる。
rehashして``xlispstat''と入力すれば起動するのだが、 インストール作業ディレクトリでは実行しないこと。 xlispstat (シェルスクリプト)がカレントディレクトリのxlispをtest -fしてしまい、 /usr/local/lib/xlisp/xlispを起動しない。
d-p-q-r-tests.RoutがError1で落ちるが気にしないことにする。 インストール後rehashして``R''と入力すれば起動する。 Rのコマンドプロンプトにdemo(graphics)と入力すればデモが表示される。