JyAM's PC-9801: Replace the CPU of BX3 (2001/12/26)

■ PC-9801 BX3のCPUを換装

Junkで入手(今回はロハ)したPC-9801BX3を結晶構造解析計算に使用できるようTune-Upした

Body of BX3

注意: このペイジの内容は無保証です。

1. 交換したハードウェア

2. 作業手順

  1. HDDユニットを外す
  2. 拡張メモリボードを外す
  3. CPUを差し替える。
    1. オリジナルのCPUは486SX。取り外す。
      486SX CPU
      CPU ソケットのタイプはSocket 3なのでDX2はピンコンパチで取りつけ可能。
    2. 右上のジャンパピンJP4の設定を``486SX''から``OTHER''に変更する
    3. DX2を取りつける
      Dx266 CPU
    4. Heat Conducting Sheetを貼りつけた冷却パーツをDX2に貼りつける。
    5. 冷却ファンの電源を接続する
  4. 拡張メモリボードを取りつける
  5. HDDユニットを取りつける
  6. 試しに起動してみる。OK。
以上で交換作業は終了。

3. まとめ

交換作業後のCPU周辺。
Installed new memory module
486SXに比べてDX2は発熱量が多いが、 この冷却ユニットなら大丈夫だろう。 また、冷却ファンが故障して停止しても、 冷却フィンだけで十分に放熱可能と思われる。

CPU冷却ファンの動作音が加わったため、アイドリング時の音が少しうるさくなった。 DX2-66MHzの処理能力はとても高く、また数値演算コプロセッサを内蔵しているので、 NDP-Fortranでコンパイルしたバイナリソフトウェアが高速に動作する。 将来予算に余裕が出来たら、DX4かPentium Over Driveを試してみたい