鳥特異的IgG
外注会社:LSI

測定法:FEIA法

臨床的意義
鳥関連過敏性肺炎は鳥の飼育や住環境、羽毛ふとん、ダウンジャケット、はく製、鶏糞肥料などが原因抗原となって発症する。 この治療には徹底的な抗原回避が重要であるが、環境誘発試験等の試験方法では環境中の原因抗原の特定が難しく、抗原除去が不徹底なものになるとの報告がある。 また、抗原吸入誘発試験は症状増悪のリスクを伴うため、一般病院では実施が困難とされている。 本検査は日常の保険診療内で簡便に実施可能な特異的抗体検査であり、詳細な発症環境調査の判断指標や、専門施設における吸入誘発試験のスクリーニングとしても活用が可能である。

基準値:判定:(-)
    セキセイインコ:8未満
    ハト:24未満

採取容器:茶)生化学一般用分離剤入り試験管

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