淋菌核酸同定精密検査, Nesseria gonorrhoeae 
平成26年2月6日より外注


外注会社:OML(平成26年2月6日より)

臨床的意義
 淋菌感染症は、主要な性感染症の一つである。我が国における届出数は、1980年代前半までは、10,000例を越えていたが、1980年代後半から急激に減少し、近年ではやや増加の傾向がみられる。臨床的には、男性では尿道炎、前立腺炎、副睾丸炎など、女性では子宮頸管炎、卵管炎、卵巣炎などがみられるが、感染しても男性の一部、また女性の半数以上が軽い症状あるいは無症状に経過するとされている。不完全な治療や無症状患者の看過は、感染の広がりや耐性菌の増加を助長することにもなり得るため確実に診断し淋菌保有者を見出すことが重要である。PCR法は、培養法や抗原検出法と比較して、きわめて少数の菌体の検出が可能である。

測定方法: PCR法

測定機器: コバスアンプリコア (平成26年2月5日まで)

測定限界:    5CFU (平成26年2月5日まで)

基準範囲:   (-)

採取容器: 
OML(37a外注 試料:分泌物     採取方法
         
OML(37b外注 試料:随時尿  採取方法
          OML(37c外注  試料:うがい液  採取方法

       STD(核酸 (平成26年2月5日まで)

 

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