ツツガムシ, rickettsia tsutsugamushi
平成19年3月31日まで 中止(CF法、BML)
平成28年9月14日より(ツツガムシギリアムIgG,IgM,ツツガムシカトーIgG,IgM,ツツガムシカ−プIgG,IgM,)
測定法:FA法
外注会社:SRL
臨床的意義
(1)ツツガ虫病は高熱が2週間以上も続き、高率な死に至る病気であるが、その早期診断によって適切な抗生物質(テトラサイクリン、クロラムフェニコールを投与。
(2)血清抗体価は3〜5病日から上昇しはじめるので、蛍光抗体法か、CF法で測定する。蛍光抗体法ではIgG抗体とIgM抗体の分別測定、ならびにそのTotalを測定することが可能であり、とくにIgM抗体価の測定が早期診断に役立つ。これに対し、CF法は特異的診断法であるが、低感度のため偽陰性を生ずることがある。逆に陽性であっても過去の残存抗体のこともあり得るので、繰り返し検査による抗体価の有意の上昇の証明が必要である。
適用疾患
恙虫病 ・合併症として二次性肺炎およびDIC
基準値: 10倍未満(平成28年9月14日より)
4倍未満(平成19年3月31日まで)
採取容器:茶)生化学一般用分離剤入り試験管
関連項目
Weil−Felix凝集反応