プロカルシトニン(procalcitonin,PCT)
臨床的意義
プロカルシトニンは、甲状腺C細胞から産出されるカルシトニンの前駆体であり、通常血中には分泌されません。しかし、細菌感染時にはプロカルシトニンが全身臓器で産生され、血中に分泌されるため細菌性敗血症の早期診断マーカーとして優れています。
測定方法: 電気化学発光法(ECLIA法)
測定機器: コバス8000(平成29年5月8日より)
Eモジュール(平成22年12月21日より平成29年5月2日まで)
VIDAS:シスメックス(平成22年8月17日より平成22年12月20日まで蛍光酵素免疫測定法(FEIA))
基準値: 0.05 ng/mL
未満
相関:
平成29年5月8日
X=旧機器
Y=新機器
Y=1.031X+0.012 r=1.000 n=104
平成22年12月21日
プロカルシトニン(PCT) <50.0
ng/mL(n=115)
採取容器:茶)生化学一般用分離剤入り試験管
関連項目
CRP
β-Dグルカン
エンドトキシン