塩基性胎児蛋白, BFP (basic fetoprotein)
平成15年4月1日より中止
 

測定方法 : LA法

外注会社 : 平成15年3月31日まで大塚

基準範囲 : 尿中  10 ng/ml 未満

臨床的意義
 
塩基性フェトプロテイン(basic fetoprotein:BFP)は、1974年石井により見出された分子量55000の塩基性蛋白です。すでに血清中BFPは、消化器癌、泌尿生殖器癌など様々な腫瘍に対するマーカーとして日常診療に用いられています。 近年、尿中のBFPが尿路上皮癌、とりわけ膀胱癌に特異性が高い腫瘍マーカーであることが示されています。また、治療効果を反映し変動することが報告されていることから、本検査は、膀胱癌のスクリーニングおよび治療効果判定の指標として有用と考えられます。

採取容器: 大塚(66

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