HEV-IgA抗体
平成27年6月19日より新規契約


測定法: EIA法

外注会社:BML

臨床的意義
 
E型肝炎はE型肝炎ウイルス(HEV)による急性肝炎である。潜伏期間は、15日から60日くらいで、慢性化することはないが稀に劇症化することがある。特に妊婦の場合、妊娠後期に感染して発症すると劇症化率が高い。日本におけるE型肝炎は、海外流行地域からの輸入感染例が殆どであったが、近年、ブタ、シカ、イノシシ等の動物生肉・レバーなどの摂取による国内感染例が相次いだ。
本検査は、感染初期に産生され、約2〜5ヶ月検出されるIgAクラスの抗体をEIA法で測定する。現在唯一の保険適用検査としてE型肝炎の診断、急性肝炎の鑑別に有用である。

基準値: (-)


採取容器:茶)生化学一般用分離剤入り試験管


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