アプリンジン
外注:MCM(平成24年7月20日より)
臨床的意義
1. 作用
アプリンジンは頻脈性不整脈の治療薬である。
健常成人および不整脈患者に経口投与すると、消化管より吸収され2〜4時間で最高濃度に達し、半減期は投与量に依存して延長する。
心筋梗塞患者および非心筋梗塞患者に2mg/kgを10mg/分静注時、半減期(β)は各々13.6±5.1時間、9.7±6.6時間と報告されている。
2. 禁忌
重篤な刺激伝達障害のある患者、重篤なうっ血性心不全のある患者、妊婦または妊娠している可能性のある婦人には投与しない。
3. 採血時期
経口:次回投与直前(トラフ)および投与後2〜4時間(ピーク)
静注:次回投与直前(トラフ)
測定方法:LC-MS/MS法 単位:μg/mL