エベロリムス
外注:MCM(平成25年8月1日より)
 

測定方法:ECLIA法(平成28年9月30日より)
       
ラテックス凝集比濁法(平成28年9月29日まで)

有効治療濃度:3〜8ng/mL

臨床的意義

エベロリムスは、細胞内のFKBP-12タンパクと複合体を形成します。さらにこの複合体は細胞周期をG1期からS期へ誘導するmTOPに結合して細胞増殖シグナルを阻害することにより、T細胞およびB細胞の細胞増殖を抑制し、免疫抑制作用を発揮する。本剤の使用に当たっては患者の状態や血中トラフ濃度による管理が推奨されている。血中トラフ濃度が有効治療濃度内の場合、急性拒絶反応の発現率が低いことが認められており、併用するシクロスポリンと併せ、血中濃度を有効治療濃度内に維持することが重要とされている。

採取容器:MCM(07


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