フェノバルビタール, PB (phenobarbital)
薬剤部(平成25年7月31日まで)
平成25年8月1日より検査部で測定

臨床的意義
 フェノバルビタール(PB)は抗て んかん剤であり鎮静作用を示す。フェニトインと同様に古くから抗てんかん薬として使われてきた。中枢神経系に対し特異的抑制作用をもつ。

測定法: CLIA法

測定機器:Architect i2000 SR(アボットジャパン株式会社)

相関(平成25年8月1日)
y=0.993x-0.134  R=0.997(N=96)
 

 
副作用・中毒症状
昏睡、心肺抑制、鎮静、錯乱 

採取容器:普通試

半減期(h)
成人50〜 120h,小児40〜70h 

注意事項
現検査法ではメホバルビタール,ヘプト バルビタールが交差を示し,共存時には高値を示す。
母乳中濃度は血清中濃度の約40%。 
製品名,薬 剤名等:ルミナール,フェノバール,リナーセン,ルピアール,ワコビタール 

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