トブラマイシン血中濃度
令和3年5月19日より院内導入
外注会社：BML(令和3年5月18日まで）
臨床的意義
トブラマイシンの測定は、トブラマイシン過剰投与の診断および治療、又は適切な治療を行うためのモニタリングに用いられる。
測定法
ラテックス免疫凝集阻害法(PETINIA法)(令和3年5月19日より)
EIA法（平成24年12月14日より令和3年5月18日まで）
測定機器：Dimension EXL 200（シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクス株式会社）(令和3年5月19日より)
基準範囲
トブラマイシンの有効治療濃度は患者の個体差がある。多くの患者に対し、最高血清及び血漿濃度で4〜10μg/mLの範囲が効果的な濃度と言われているが、この範囲外の濃度が有効な患者もいる。
最低血中濃度(トラフ)が2μg/mLを超える場合は中毒賞状を疑うのが一般的である。
採取容器：普通試