生理1検査室(循環器生理検査・肺機能生理検査室)

1.心電図
  
方法:手首、足首、胸部に電極を付けて心臓の収縮によって生じる電流を記録します。
    目的:不整脈、狭心症、心筋梗塞、心臓の肥大、ペースメーカーの管理
    注意:緊張すると筋電図が混入するのでリラックスするして下さい。 
      :検査2時間前に食事をしないで下さい。

2.負荷心電図
  
方法:階段昇降やベルトコンベアーで、運動した前後の心電図を記録します。
  目的:狭心症

3.ホルター心電図
  
方法:小型の心電図記録計を携帯し、24時間の心電図を記録し、これを、再生解析します。
  目的:不整脈、狭心症
  注意:入浴以外は、普段の生活をして下さい。

4.体表面電位図
  
方法:上半身の前面と背面に、たくさんの電極をつけて記録(くわしい心電図)します。
  目的:心電図だけでは、診断が困難な心筋梗塞

5.心音図
  
方法:胸部にマイクをあて、心音、心雑音を記録します。
  目的:心臓弁膜症
  注意:腹音(グル音)がノイズになるので、空腹時は避けてください。

6.心臓超音波
  
方法:胸部に超音波発振器をあて、心臓の形や動きをとらえる検査です。
  目的:心臓弁膜症、心臓の肥大、心筋梗塞
     
7.肺機能検査
  
方法:鼻をつまみ、呼吸計の筒をくわえて、技師の指示どうりの呼吸をし、吐く息のスピードや量を測定する(肺活量)検査です。
  
目的:肺疾患、気管支疾患、手術時の麻酔方式の決定
  注意:最大限の努力が必要です。


  1〜7の検査は、痛みも無く、副作用も無いので安心してください。