新型コロナウイルス感染症感染拡大に伴う
緊急支援のお礼と中間のご報告

 平素より、岡山大学学都基金を通しまして、本学の教育研究、社会貢献活動に種々ご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

 令和2年5月8日に、新型コロナウイルス感染症感染拡大に伴う緊急支援のお願いをいたしましたところ、卒業生の皆様をはじめ、在学生やそのご家族、地域や企業の方々など多くの皆様からの温かいご支援をいただきました。6月30日現在、学都基金の修学支援事業に165件(計11,881,000円)、新型コロナウイルス感染症関連支援事業に78件(計26,907,500円)のご寄付を拝受いたしました。皆様方におかれましても、コロナ禍が継続しご苦労も多い中、温かいご支援を賜りましたことに深く感謝申し上げます。

 本学では、コロナ禍における総合的な学生生活支援として「学生生活支援パッケージ」を策定し、継続的に学生生活を支援できるよう取り組んでおります。ご支援いただきましたご寄付を財源に、緊急生活支援金として、新型コロナウイルス感染症感染拡大の影響により日々の生活に困窮している学生(外国人留学生を含む)に対し、1人3万円の経済支援を、225人に行いました。併せて、学生が企画・実施した「コロナがなんじゃ!WIN&WIN学生プロジェクト『岡大生の食支援×地域飲食店の活性化』」活動を通して、1日平均400食のお弁当を10日間無料提供し学生への食支援を行いました。その他岡山大学病院への支援として、医療用マスクやガウン等の購入、また、新型コロナウイルス感染症の研究活動への支援に充てさせていただいております。

 本感染症の影響は今後も長期に及ぶことが想定されます。大学として、学生たちの将来が経済的な理由で閉ざされることのないよう、今後とも継続して支援に努めてまいります。また、コロナ禍にあっても本学の水準を維持する教育の実施、新型コロナウイルス感染症の研究による社会貢献といった、大学としての活動を持続していく所存です。引き続き、皆様方のご協力を賜りたく、よろしくお願い申し上げます。

令和2年7月6日      
岡山大学長 槇野 博史 



募集目的

  • 1.緊急に支援を必要とされている学生への支援(修学支援事業)
  • 2.岡山大学病院への支援
  • 3.その他、新型コロナウイルス感染症に起因する緊急事案に対する支援

募集期間

 当面の期間


税制上の優遇措置

岡山大学へのご寄付は、寄付金控除の対象となります。

  • 1.緊急に支援を必要とされている学生への支援(修学支援事業)の場合:
    所得控除方式又は税額控除方式から有利な方を選択いただけます。
  • 2.岡山大学病院への支援 3.その他へのご支援の場合:
    所得控除方式による税制上の優遇措置を受けられます。