法学会　キャリア・セミナー

法学会　キャリア・セミナー

日時： 2006年12月15日（金）4限
講師： 竹原敬二氏（東京大学副理事）
題目：「冒険心とサムシング・モラール」
場所： 文法経２０番講義室

講演会の様子

講師の竹原氏は岡大の大先輩です。1976年に岡山大学法文学部経済学科を卒業された後、リクルート社に入社され、2000年には同社常務執行役員に就任されました。その後、2004年に退社して東京大学副理事に就任され、広報・学生キャリアサポート室長・渉外本部副本部長を担当されています。

講演会では、会社人としての豊富な経験に基づき、会社が学生に何を求めているのか、就職活動ではどのようなことを注意すべきか、といった点につき、豊富なデータに基づいた貴重なご意見をいただくことができました。

特に竹原氏は、対人能力やコミュニケーション能力の重要性を説きつつ、人間関係を中心にした視点から就職活動にあたっての心構えを説かれました。また、創造性や楽天力といった個性の充実も強調されました。他方で、就職活動の現実をデータを踏まえて解説し、就職活動で心身ともに疲弊しがちな学生への激励もいただきました。このように、普段の大学の講義では勉強できない点につき、大変有益なアドバイスをいただきました。

講演会の後には、実際の就職活動に際して注意すべき点などについて学生から質問があり、竹原氏から有益なコメントを頂くことができました。