岡山大学 法学部

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法学部・法学会学術講演会の開催(6月30日)

法学部・法学会学術講演会の開催(6月30日)

演題:Better Half: Political Candidates and the Electoral Role of the Spouse
(ベター・ハーフ:選挙運動における配偶者の役割)
講師:Dr. Dyron Dabney (ダイロン・ダブニー博士)
言語:英語(通訳付き)

 2009年6月30日、午後4時から5時半まで、法学部と岡山大学法学会の共催で学術講演会が開催されました。講師はアメリカ・ミシガン州のアルビオン大学から来られたダブニー教授(政治学博士)です。

 ダブニー先生は、アメリカ・バージニア州のご出身で、現在アルビオン大学で比較政治学、現代日本政治論、ジェンダー論などを担当されています。研究面では、先生は現代日本の政党政治に関する実証的な研究でミシガン大学から博士号をお受けになり、さまざまな論文を発表されています。先生はまた、今日のアメリカでもまだ数少ない黒人の日本研究者(男性)として、マイノリティの問題やジェンダー論についても考察を深められています。

 今回のご講演は、日本の選挙キャンペーンの特性を配偶者による支援活動を中心に分析し、また、アメリカと日本を比較しつつ、現代政治におけるジェンダーの問題についても考察するものでした。10番教室で行われたこの講演会には、教員や卒業生も含め、約70名の聴講者が参加し、講演のあとには活発な質疑応答もなされました。通訳は主として法学部の谷教授が担当されました。