岡山大学 法学部

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岡山大学法学部・高雄大学法学院 法学交流研究会「日本と台湾における最近の行政法事情」

岡山大学法学部・高雄大学法学院 法学交流研究会「日本と台湾における最近の行政法事情」

日 時: 2007年2月10日(土)午前10時~午後5時
受付:午前9時30分から
会 場: 岡山ロイヤルホテル2階 光華の間

岡山大学法学部は2004年に高雄大学法学院と国際交流協定を締結しましたが,今回は第1回の学術交流として高雄大学から3名の教員を招き,法学交流研究会を開催しました。当日は,岡田雅夫副学長,谷聖美法学部長を始め法学部教員,大学院生20名余りが参加し,予定時間を延長して熱のこもった議論を展開しました。

午前の部では,「日・台における最近の地方自治事情」のテーマの下に,高雄大学の楊鈞池助教授が地方自治体の国際化の現状と展望について報告し,簡玉聰助教授が台湾における補助金制度の問題点について報告を行いました。

午後の部では,「日・台における最近の行政訴訟法事情」のテーマで,法学部の小山正善教授と高橋正徳助教授が日本の行政訴訟法改正について,高雄大学の頼恒盈助教授が台湾の行政訴訟法制度の現状についてそれぞれ報告を行いました。

いずれの報告も時宜を得たものであり,また両国の法制度の相違も浮き彫りになるなど,充実した研究会となりました。最後に高雄大学の簡助教授から,今後もこのような学術交流を発展させていくとともに,学生・院生の相互受け入れを進めていきたいとの挨拶がありました。