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物流・ME部門  
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物流・ME部門 臨床工学技士長の挨拶
臨床検査技師・臨床工学技士:岩藤 晋

 物流部門1名とME部門20名の計21名の技師(士)で業務を行なっています。物流部門では、医療材料、衛生材料の管理(洗浄、消毒、滅菌)を行い、各部門へ円滑に供給することで診療業務をサポートしています。ME部門では、医療機器の中央保守管理および各診療部署における機器の取扱いに関する技術提供、各部署のスタッフの教育を行っています。そして、医療機器の効率的な運用と安全性の向上をはかり、患者様へ安全な医療の提供ができるように努めています。今後さらに臨床工学技士を増員し、保守管理機器の追加、技術支援業務の拡張など各診療部署からの要望に応えていくとともに、患者様をとりまく医療機器の安全性の向上に努めていきたいと思っています。

 

物流センター 滅菌材料部門

 物流センター 滅菌材料部門では、各部署で使用された再生医療器材の回収、検品、組立、滅菌、供給を行なっています。また、定期的に中央診療棟及び各病棟へ出向き、滅菌材料部門が供給する物品の、収納棚の整理整頓・清掃・滅菌有効期限切れのチェックも実施しています。
 滅菌方法は、高圧蒸気滅菌、エチレンオキサイドガス滅菌、低温プラズマ滅菌の3種類あります。滅菌の判定には、物理的・化学的・生物学的な測定方法を採用しており、安全な滅菌を遂行しています。その他、施設見学や看護師、学生等を対象とした実習も積極的に受け入れており、教育機関としての役割を果しています。

 

血液浄化療法部

 血液浄化療法部では、腎不全に対する血液透析療法ならびに、各種難治性疾患に対する血漿交換療法や吸着療法を行っています。血液透析用患者監視装置は、5台あり、そのうち3台は血液濾過透析が可能な最新の装置となっています。その他の装置は、血漿交換療法ならびに持続的血液濾過が可能な装置を1台、および血漿吸着療法専用装置を1台となっています。
 大学病院という性格上、腎不全に対しては急性期、慢性期を問わず受け入れています。また、合併症等で困難な条件下での血液透析療法施行経験は、非常に豊富です。特筆すべき点は、過粘稠症候群・クリオグロブリン血症の1患者に対して、二重濾過型血漿交換療法を12年継続しており、今現在も治療を施行しています。世界的にみても、おそらく例をみない症例です。

 

中央手術部

 中央手術部では、手術室は13室(うち無菌手術室1室)あり、通常の手術機器はもとより、人工心肺装置、各種手術用顕微鏡、各種内視鏡、X線透視装置、超音波手術装置、レーザー手術装置、など高度先進的な手術に必要な設備・装置とこれらを洗浄・滅菌する装置などを備えています。手術症例は、年間8000例を越えています。
 手術用顕微鏡、内視鏡、レーザー手術装置の立会い業務と除細動器や電気メス等の保守管理を行なっています。

 

中央手術部(人工心肺関連)

 当院は、小児心臓手術や生体肺移植といった高度な技術を要する手術症例が、世界的に見ても非常に多いのが特徴です。人工心肺装置を使用した症例数は、年間300〜350例に達しています。ポンプチームの一員として人工心肺、補助循環業務や関連機器の保守管理を行なっています。

 

ME機器センター

 ME機器センターの業務には、診療支援業務と保守管理業務があります。
 診療支援業務は、ICU・CCU・HCU・ICU/CICU・PICU・NICUの人工呼吸器・血液浄化装置等の操作・保守管理と中央手術部・特殊撮影室(カテ室)の手術用顕微鏡、内視鏡、レーザー手術装置等の立会い業務・保守管理を行なっています。
 保守管理業務は、ME機器センター内業務と各部署(ICU・CCU・HCU・ICU/CICU・PICU・NICU・特殊撮影室(カテ室)・光学医療診療部等)への出張業務です。ME機器センター内業務では、各部署共有可能な機器約2500台を保守管理しています。各部署への出張業務は、血液ガス分析装置、電気メス等の保守管理を行なっています。

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