[授業科目] 物理学実験(A〜E),Physics Experiment (A-E)
[授業科目の区分] 専門基礎科目
[講義番号] 096002
[担当教官名] 柳川佳也,箕輪弘嗣,大久保寛基,矢納陽,早見 武人
[所属] 大学院自然科学研究科
[対象学生] システム工学科・1年次生
[学期] 前期
[曜日・時限] 月曜・4,5限
[講義室] 一般教育棟・物理学実験室
[選択・必修の別] 必修
[単位数] 1
[概略] 基礎的物理現象を実験で確かめることを通して,基本的物理実験技術 と物理的な考え方やデータ整理の方法,有効数字,単位の重要性を体得することを目指す.
[一般目標] 2人1組となり,8項目の実験テーマを実験する.このうち5テーマについてレポートを提出し,チェックを受けることにより,物理現象の理解を深めるとともに,データおよび報告書の まとめかたについても身につける.
[科目の達成目標]

[評価方法と基準]
科目の達成目標 評価方法と基準
超音波の干渉に関する実験を通して,原理となる物理法則を理解し,実験結果をまとめ考察することができる レポートにより評価する.成績に対する評価の重みは,20%.
過渡現象の観測に関する実験を通して,原理となる物理法則を理解し,実験結果をまとめ考察することができる レポートにより評価する.成績に対する評価の重みは,20%.
ホイートストンブリッジによる電気抵抗の測定に関する実験を通して,原理となる物理法則を理解し,実験結果をまとめ考察することができる レポートにより評価する.成績に対する評価の重みは,20%.
交流回路に関する実験を通して,原理となる物理法則を理解し,実験結果をまとめ考察することができる レポートにより評価する.成績に対する評価の重みは,20%.
増幅回路に関する実験を通して,原理となる物理法則を理解し,実験結果をまとめ考察することができる レポートにより評価する.成績に対する評価の重みは,20%.
備考:
[受講要件] 微分,積分,物理に関する基礎的な知識を必要とする.
[履修上の注意]  
[授業内容]
 1回目 オリエンテーション(グラフの書き方,有効数字の考え方など)
 2回目 交流回路(講義と実験)
 3回目 交流回路(実験とレポート記述の注意)
 4回目 ボルダの振り子(実験とまとめ)
 5回目 増幅回路(講義と実験)
 6回目 増幅回路(実験とレポート記述の注意)
 7回目 オペアンプ増幅回路(実験とまとめ)
 8回目 過渡現象の観測(講義と実験)
 9回目 過渡現象の観測(実験とレポート記述の注意)
10回目 電子の比電化の測定(実験とまとめ)
11回目 ホイートストンブリッジ(講義と実験)
12回目 ホイートストンブリッジ(実験とレポート記述の注意)
13回目 超音波の干渉(講義と実験)
14回目 超音波の干渉(実験とレポート記述の注意)
15回目 実験予備日
[関連科目] 力学,電磁気学,流体力学,材料力学,機械力学,熱力学
[JABEE 基準] システム工学科の学習・教育目標のうちの,D:システム工学の基礎として数学,力学,物理学,および,機械工学の基礎を理解し応用する能力,E:情報処理,電子回路,電気回路に 関する基礎を理解し応用する能力に対応する.
[アンケート] 最後の講義の時間にアンケートを行う.
[教材] 教科書:物理実験テキスト
[相談時間] 火曜日10:00〜12:00
[取りまとめ者の連絡先] 自室番号:総合研究棟3階306号室
電話番号:251-8224
電子メール宛先:yanagawa◎sys.okayama-u.ac.jp
[備考] 必ず予習をして臨むこと.

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