[授業科目] システム基本製図,System Drawing Basics
[授業科目の区分] 専門科目
[講義番号] 096003
[担当教官名] 佐々木大輔,岡田晃
[所属] 大学院自然科学研究科
[対象学生] システム工学科・2年次生
[学期] 前期
[曜日・時限] 火曜・2限
[講義室] 工学部 5号館4階 RCCS室(第1班), 1号館1階 CAE教育システム実習室(第2班)
[選択・必修の別] 必修
[単位数] 2
[概略] JIS基本製図法の基礎を学ぶとともに,CAD(Computer Aided Design)を用いて機械製図を実習する.
[一般目標] JIS機械製図法に従って機械部品の製図がCADにより行えるようになること.
[科目の達成目標]
           と
[評価方法と基準]
科目の達成目標 評価方法と基準
製図について(製図の目的・目標,製図規格)を体験する. レポート(第1回)および受講態度にて評価する.成績に対する評価の重みは,5%.
CAD 製図基本操作のCAD 操作方法,線の描画方法、ハッチング,寸法や文字の記入方法を習得する. レポート(第1回)および受講態度にて評価する.成績に対する評価の重みは,15%.
Vブロック製図について、線の描画、図面,尺度,線,文字,図形の表し方、寸法や文字の記入を習得する. レポート(第1回)および受講態度にて評価する.成績に対する評価の重みは,15%.
単純な機械部品の製図、寸法記入法,ねじ部品の図示法を体験する. レポート(第1回)および受講態度にて評価する.成績に対する評価の重みは,10%.
ボルト,ナット,ワッシャの製図、図面仕上げを習得する. レポート(第2回)および受講態度にて評価する.成績に対する評価の重みは,15%.
寸法公差,幾何公差,面の肌の図示法、フランジ形固定軸継手の製図、部品図、組立図 レポート(第3回)および受講態度にて評価する.成績に対する評価の重みは,10%.
簡単な形状の機械部品の製図 製図試験にて評価する.成績に対する評価の重みは,30%.
備考:
[受講要件] 情報処理入門や情報処理を履修し,コンピュータ操作を習熟しておくこと.
[履修上の注意] 学籍番号下2桁が偶数の学生:第1班(担当:佐々木)
学籍番号下2桁が奇数の学生:第2班(担当:岡田)
クラス分けについては,第1回目の講義で詳しく説明する.
製図した図面ファイルの保存用として,USBフラッシュメモリを各自用意すること.
[授業内容]
1回目 講義:製図について(製図の目的・目標,製図規格)
2回目 演習:CAD製図基本操作1(CAD操作方法,線の描画方法)
3回目 演習:CAD製図基本操作2(ハッチング,寸法や文字の記入方法)
4回目 講義:図面,尺度,線,文字,図形の表し方について
5回目 演習:Vブロック製図1(線の描画)
6回目 演習:Vブロック製図2(寸法や文字の記入)
7回目 演習:単純な機械部品の製図
8回目 講義:寸法記入法,ねじ部品の図示法について
9回目 演習:ボルト,ナット,ワッシャの製図1(ナットの製図)
10回目 演習:ボルト,ナット,ワッシャの製図2(ボルトの製図)
11回目 演習:ボルト,ナット,ワッシャの製図3(ワッシャの製図,図面仕上げ)
12回目 講義:寸法公差,幾何公差,面の肌の図示法について
13回目 演習:フランジ形固定軸継手の製図1(部品図)
14回目 演習:フランジ形固定軸継手の製図2(組立図)
15回目 製図試験:簡単な形状の機械部品の製図
[関連科目] 講義の理解に役立つ科目:機械システム実習(1,2セメスター),機械システム工作法(1セメスター)講義内容が役に立つ科目:システムCAD(4セメスター)
[JABEE 基準] システム工学科の学習・教育目標のうちの,D:システム工学の基礎として数学,力学,物理学,および,機械工学の基礎を理解し応用する能力,H:システム工学科で学んだ知識と応用能力を基に,人と機械の調和について考え,システムを総合的に設計,製作,試験する能力に対応する.
[アンケート] 製図試験時に講義アンケートを行う.
[教材] 教科書:JISに基づく標準製図法,大西 清,理工学社
実習資料:CADの使い方など実習に必要な資料集を実費にて第1回目の講義時に販売する.
参考書:JIS製図規格とその応用,山中 秀男,共立出版
JISハンドブック5 機械要素,日本規格協会
[相談時間] 講義終了後および月曜日14:30〜16:00
[連絡先] 自室番号:工学部 5号館 2階 207室
電話番号:252-1111(内線8063)
電子メール宛先:daisuke◎sys.okayama-u.ac.jp
[備考]

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