[授業科目] 生体計測学 Biological Measurements
[授業科目の区分] 専門科目
[講義番号] 096039
[担当教官名] 亀川 哲志
[所属] 岡山大学大学院自然科学研究科(講師)
[対象学生] 3年次生
[学期] 前期
[曜日・時限] 火曜・1限
[講義室] 4番講義室
[選択・必修の別] 選択
[単位数]
[概略] 本講義では,まず計測の基礎,計測誤差を学ぶ.そして生体信号を計測するセンサやセンサシステムの特性と動作原理を学ぶ.さらに,不規則信号処理の基礎としての相関関数,パワースペクトル密度関数について講述し,また,ウェーブレット変換についても触れる.
[一般目標] 電子,機械計測に必要なSI単位,測定の誤差,データの統計処理などを理解するとともに,生体信号を計測するセンサやセンサシステムを理解することを目的としている.また,不規則信号を処理するための相関関数やパワースペクトル密度関数の意味と利用法を理解し,ウェーブレット変換を理解することを目的としている.
[科目の達成目標]と
[評価方法と基準]
科目の達成目標 評価方法と基準
計測の基本事項について理解する. 発表とレポートで評価,成績に対する評価の重みは,20%.
計測誤差と精度について理解する. 発表とレポートで評価,成績に対する評価の重みは,20%.
生体信号計測について理解する. 発表とレポートで評価,成績に対する評価の重みは,20%.
相関関数やパワースペクトル密度関数について理解する. 試験とレポートで評価,成績に対する評価の重みは,20%.
ウェーブレット変換について理解する. 試験とレポートで評価,成績に対する評価の重みは,20%.
備考:
[受講要件] 高校物理をよく理解していること.
微分・積分,線形代数,フーリエ・ラプラス変換を理解していること.
[履修上の注意]
[授業内容]
1回目 計測の役割と使命(測定方式,単位と標準)
2回目 計測の基本事項
3回目 計測誤差と測定値の統計処理
4回目 信号変換
5回目 AD変換・DA変換
6回目 データの整理,最小二乗法
7回目 フーリエ変換
8回目 中間試験
9回目 生体計測の特殊性
10回目 生体構造の計測
11回目 時間平均・相関関数
12回目 パワースペクトル密度関数
13回目 雑音を含む信号のろ波
14回目 ウェーブレット変換の概要と応用
15回目 期末試験
[関連科目]
[JABEE 基準] システム工学科の学習・教育目標のうちの,D:システム工学の基礎として数学,力学,物理学,および,機械工学の基礎を理解し応用する能力,J:システム工学の高度な教育・研究を望む学生に対して,大学院自然科学研究科博士前期課程,博士後期課程で,さらに専門的な講義と研究を受けるために必要な知識と応用能力に対応する.
[アンケート] 期末試験時にアンケートを実施する.
[教材]
[相談時間] 講義終了後
[連絡先] 亀川 哲志:総合研究棟4階407号室
        電話番号:086-251-8023
        E-mail:kamegawa◎sys.okayama-u.ac.jp
[備考]  

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