[授業科目] システムCAD,CAD for System Engineers
[授業科目の区分] 専門科目
[講義番号] 096046
[担当教官名] 高岩 昌弘,岡本 康寛
[所属] 大学院自然科学研究科(システム工学科)・准教授,
大学院自然科学研究科(機械工学科)・助教
[対象学生] システム工学科・2年次生
[学期] 後期
[曜日・時限] 水・2限(変更される場合もあるので掲示・時間割サーバ・口頭説明等に注意すること)
[講義室] (講義,設計計算)一般教育棟
(図面作成)工学部5号館4階 RCCS室(システム工学科・コンピュータ室)および1号館1階CAE室
[選択・必修の別] 必修
[単位数] 2
[概略] システム設計において,製図は極めて重要である.この講義では機械システムの設計,および製図を行う.製図ではCADを使用し,CADを利用した製図技術の習得も目的とする.
[一般目標] システム設計の基本的な考え方を学ぶ.与えられた課題に対して設計計算を行い,機器要素の図面作成をCADにより行うことができる.
[科目の達成目標]

[評価方法と基準]
科目の達成目標 評価方法と基準
システム設計の基本的な考え方を身につける. 設計書(レポート)により評価する.成績に対する評価の重みは,10%.
与えられた仕様を満足するように設計計算が行え,適切な要素(機器)を選択することができる. 設計書(レポート)により評価する.成績に対する評価の重みは,40%.
設計書に記載通りに製図が行える. 設計書(レポート)および製図図面にて評価する.成績に対する評価の重みは,25%.
CADを用いた製図が行える. 製図図面にて評価する.成績に対する評価の重みは,25%.
備考:
[受講要件] 1.「システム基本製図」を受講し,製図の基本について理解しておくこと.
2.CADの使い方について理解しておくこと.
3.コンピュータの操作方法に習熟しておくこと.
[履修上の注意] 質問は講義時間中,および相談時間にして下さい.
CADによる製図はシステム工学科コンピュータ室(RCCS室)を使用します.
[授業内容]
1回目 設計課題についての講義(1)
2回目 設計課題についての講義(2)
3回目 設計課題についての講義(3)
4回目 設計計算(1)
5回目 設計計算(2),および計算書提出
6回目 計算書返却,および再提出
7回目 CADによる図面作成(1)作成要領説明
8回目 CADによる図面作成(2)
9回目 CADによる図面作成(3)
10回目 CADによる図面作成(4)
11回目 CADによる図面作成(5)
12回目 CADによる図面作成(6)中間チェック(各自の進度調査)
13回目 CADによる図面作成(7)
14回目 CADによる図面作成(8)
15回目 CADによる図面作成(9)最終提出 (授業評価アンケート)
[関連科目] この講義の前に学んでおく科目:「システム基本製図」
[JABEE 基準] システム工学科の学習・教育目標のうちの,I:技術者として自立して, 与えられた制約の下で,自ら課題を設定・計画・解決し,まとめる能力,H:システム工学科で学んだ知識と応用能力を基に,人と機械の調和について考え,システムを総合的に設計,製作,試験する能力,に対応する.
[アンケート] 学部様式の授業評価アンケートを行う
[教材] 教科書:マイコン制御ハンドロボット 洞 啓二,堀尾享也 著(パワー社)
参考書:「JISに基づく標準製図」津村利光閲序,大西 清著(理工学社)
     「システム基本製図」実習資料
     「JIS製図規格とその応用」山中秀男著(共立出版)など
[相談時間] 木曜日午後
[連絡先] 自室番号:工学部5号館2階205号室
電話番号:251-8062
電子メール宛先:takaiwa◎sys.okayama-u.ac.jp
[備考] 製図ファイルの保存用として,USBフラッシュメモリーを各自用意すること.
第1回目の講義時にAグループとBグループへのグループ分けを行いますので,必ず全員出席のこと.

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