[授業科目] システム工学インターンシップ,Internship on Systems Engineering
[授業科目の区分] 専門科目
[講義番号]  
[担当教官名] 村田 厚生(教務委員),渡辺 桂吾(教務委員)
[所属] 工学部・教授,工学部・教授
[対象学生] システム工学科・3年次生
[学期] 前期
[曜日・時限] 集中
[講義室] 場所,開講日時は受入企業から連絡がある.
[選択・必修の別] 選択
[単位数]
[概略] 技術者を目指す上で,大学の講義は基礎的な専門知識を学ぶために極めて重要であることは言うまでもない.しかし,これとは別に,短期間(2週間程度)であるが,企業に出向き実社会に触れ,物づくりを実際に体験し,見聞を広めることも重要である.システム工学科インターンシップは,企業に依頼して実習を行うカリキュラムであり,実習体験を基に,これまでに学習した専門知識の意義,活用を考え,また,技術者としての心構えについて自ら考える機会を得ることを目的としている.
[一般目標] 企業活動に触れ,物づくりを実際に体験することにより,見聞を広げる.また,実習体験により,講義で学ぶ専門知識の意義や活用を考えるとともに,技術者としての心構えを自ら考える.
[科目の達成目標]

[評価方法と基準]
科目の達成目標 評価方法と基準
1.企業活動を理解する.
2.専門知識の意義や活用を考える.
3.進展の激しい技術を修得して活かすための方法を考える.
4.技術者の職業観,倫理,技術が社会へ及ぼす影響について考える.
企業担当者による達成目標1〜4の達成度評価.成績に対する重み50%
インターンシップ事後報告書により,達成目標1〜4が達成されているか評価する.成績に対する重み50%
[受講要件] 今まで履修したシステム工学科の専門基礎科目,専門科目の内容をよく理解しておくこと.また,自分の進路,卒業後にどんな仕事に就きたいかよく考えておくこと.
[履修上の注意] 学外実習であるため,多くの注意事項,連絡事項がある.その都度掲示等で連絡するので注意すること.
学生時代に実社会で実習体験することの意義は大きいが,それはまた社会から初めて評価を受けるという厳しさもある.希望者は,意欲的に,積極性,自主性を持って,実習に取り組む姿勢が必要である.
企業と大学との共同企画カリキュラムであるので,社会人としての自覚が必要である.
いかなる事故もあってはならないが,万一の場合に備えて,災害保険の加入が義務づけられる.また,緊急に連絡をとる必要が生じる場合があり,その際に対応がとれることが必要である.
[授業内容] 基本的には,夏期休業中の9月中旬に,2週間程度の期間で行う.受入企業先から提出された実習テーマを参考にして,実習希望先を申し込んでもらうが,企業からの条件と諸君の学業状況等をもとに調整する.
[関連科目] システム工学科専門科目全般.
[JABEE 基準] システム工学科の学習・教育目標のうちの,A:地球環境や国際的経済・文化を含めた多面的な視点を持って考える能力,B:技術者として社会への貢献や技術を運用する責任と倫理について考える能力,H:システム工学科で学んだ知識と応用能力を基に,人と機械の調和について考え,システムを総合的に設計,製作,試験する能力,I:技術者として自立して,与えられた制約の下で,自ら課題を設定・計画・解決し,まとめる能力,および,卒業後も継続して学習する能力,J:システム工学の高度な教育・研究を望む学生に対して,大学院自然科学研究科博士前期課程,博士後期課程で,さらに専門的な講義と研究を受けるために必要な知識と応用能力に対応する.
[アンケート] 報告書提出と同時に工学部形式のアンケートの提出を求める.
[教材] 教材:実習受入先から指示がある.
参考書類:インターンシップの手引き,企業の仕組みや企業の各種情報書,希望先企業に関するカタログ・資料等.
[相談時間]  
[連絡先] 村田 厚生(251-8055),渡辺 桂吾(251-8064)
[備考] ・スケジュール ・企業登録リスト ・応募表 ・報告書書式 

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