[授業科目] システム工学で何ができるか,An Introduction to System Engineering
[授業科目の区分] 個別科目(自然科学)
[講義番号] 912305
[担当教官名] 村田 厚生他
[所属] 大学院自然科学研究科・教授
[対象学生] 理系学部(受講人数100人まで)
[学期] 前期
[曜日・時限] 金曜・2限
[講義室] 一般教育棟A21
[選択・必修の別] 選択
[単位数] 2
[概略] 本講義では,システム工学とは何か,システム工学のアプローチがなぜ必要になるか,システム工学のアプローチにはどのようなものがあるか,システム工学をどのように役立てていくかについて生産,ロボット,応用の3つを取り上げて講義する.
[一般目標] システム工学とは何に関する基礎的な素養を身に付ける.
[科目の達成目標]

[評価方法と基準]
科目の達成目標 評価方法と基準
システム工学の基礎について理解する. 授業態度,レポートにて評価する。成績に対する評価の重みは,25%.
システム工学のアプローチがなぜ必要かについて理解する. 授業態度,レポートにて評価する。成績に対する評価の重みは,25%.
システム工学のアプローチにはどのようなものがあるかについて理解する. 授業態度,レポートにて評価する。成績に対する評価の重みは,25%.
システム工学をどのように役立てるかについて理解する. 授業態度,レポートにて評価する。成績に対する評価の重みは,25%.
備考:
[受講要件] システム工学科の学生であることが望ましい
[履修上の注意] 講義に必ず出席し,活発に質問すること.レポートは決められた期日厳守で確実に提出すること.
[授業内容]
1回目 イントロダクション(村田)
2回目 生産システム:階層化意思決定法(柳川)
3回目 生産システム:生産工程における画像処理(宗澤)
4回目 生産システム:生産システムデザイン(大久保)
5回目 ロボット:生活空間で活躍する知能移動ロボットの開発(前山)
6回目 ロボット:システム工学と移動ロボット(永井)
7回目 ロボット:空気圧駆動ロボットの医療福祉分野への応用(高岩)
8回目 ロボット:人間支援ロボットの開発(佐々木)
9回目 ロボット:ヘビ型ロボットの研究 −蛇は足がないのになぜ動けるのか−(亀川)
10回目 ロボット:生物模倣型の機械(脇元)
11回目 応用:現実世界の壁を打ち破るメディア工学の未来(箕輪)
12回目 応用:非線形システム制御および故障診断(ケ)
13回目 応用:マイクロアクチュエータ入門(神田)
14回目 応用:ヒューマン・エラーの科学(村田)
15回目 まとめ(村田)
[関連科目] この講義は,システム工学の基礎であり,システム工学科のすべての科目に関連している.この科目によってシステム工学の基礎を学んでおくことが,今後の効果的な学習につながる.
[JABEE 基準] (a)地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養,(b)技術が社会や自然に及ぼす影響や効果,および技術者が社会に対して負っている責任に関する理解,(c)数学,自然科学および情報技術に関する知識とそれらを応用できる能力
[アンケート] 講義終了間際に授業評価アンケートを実施する
[教材] 担当教員が適宜配布する
[相談時間] 担当教員の指示をあおぐこと
[連絡先] 自室番号:工学部5号館3階302号室
電話番号:251-8055
電子メール宛先:murata◎iims.sys.okayama-u.ac.jp
[備考]  

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