[授業科目] 情報処理(情報機器の操作を含む),Information Processing
[授業科目の区分] 個別科目(情報科学)
[講義番号] 912642
[担当教官名] 永井 伊作
[所属] 大学院 自然科学研究科・助教
[対象学生] システム工学科・1年次生(845-888,過年度生)
[学期] 後期
[曜日・時限] 火曜・2限
[講義室] 工学部5号館4階RCCS室( システム工学科コンピュータ演習室)
[選択・必修の別] 選択
[単位数] 2
[概略] メカトロニクスやロボティクスの分野では,現在コンピュータプログラミングにC言語が広く利用されている.本授業では,実際にコンピュータを使用してC言語による言語プログラミングを行い,プログラミングの基礎を学ぶ.
[一般目標] 例題に沿ったコンピュータプログラミングを通じて,C言語のプログラム作成法に習熟する.また,設定された課題を解くためのプログラミング演習を行うことで,一般的なソフトウェア作成技術能力を身につける.
[科目の達成目標]
           と
[評価方法と基準]
科目の達成目標 評価方法と基準
C言語の基本的な文法(データの型,演算子,入出力,制御文)を習得する. プログラミングのレポート(第1回,第2回,第3回)にて評価する.成績に対する評価の重みは,40%.
配列について理解する. プログラミングのレポート(第2回,第3回)にて評価する.成績に対する評価の重みは,15%.
関数について理解する. プログラミングのレポート(第2回,第3回)にて評価する.成績に対する評価の重みは,15%.
構造体について理解する. プログラミングのレポート(第3回)にて評価する.成績に対する評価の重みは,10%.
グラフィックスを含む総合的なプログラミング能力を身につける. プログラミングのレポート(第2回,第3回)にて評価する.成績に対する評価の重みは,20%.
備考:
[受講要件] 情報処理入門を履修し,コンピュータの取り扱いに習熟しておくこと.
[履修上の注意] 講義1回に対して,演習を2回程度行う.学生番号前半(801-844)の学生が火曜日1時限目,後半(845-888,過年度生)が火曜日2時限目を受講すること.
[授業内容]
1回目 講義---情報処理 概論(C言語の歴史,演算子,データ型と宣言)
2回目 演習---プログラミング演習(エディタの使用方法,式,文,ブロック,演算子について)
3回目 演習---プログラミング演習(標準ライブラリ関数について)
4回目 講義---データの型と宣言,制御文に関する講義
5回目 演習---プログラミング演習(データ型の宣言,条件分岐処理)
6回目 演習---プログラミング演習(繰り返し処理,飛び越し処理)
7回目 講義---配列,入出力,プリプロセッサに関する講義
8回目 演習---プログラミング演習(配列の宣言と配列データの参照)
9回目 演習---プログラミング演習(処理結果の出力,キーボードからの入力)
10回目 講義---ユーザ定義関数,構造体,ポインタに関する講義
11回目 演習---プログラミング演習 (関数の呼び出し,データの授受)
12回目 演習---プログラミング演習 (簡単なグラフィック表示)
13回目 講義---初級Cプログラミングの総括講義
14回目 演習---プログラミング演習(応用問題演習)
15回目 演習---プログラミング演習(応用問題演習)
[関連科目] コンピュータ制御プログラミング
[JABEE 基準] システム工学科の学習・教育目標のうちの,E:情報処理,電子回路,電気回路に関する基礎を理解し応用する能力に対応する.
[アンケート] 最後の講義の時間にアンケートを行う.
[教材] 教科書:新訂 新C言語入門ビギナー編 林 晴比古,ソフトバンククリエイティブ
参考書:エンジニアのための[初級C]プログラミング 五福 明夫,大学教育出版(平成20年度までの教科書)
[相談時間] 随時. ただし木曜4,5限は「ロボット工学実験」が入っている.
[連絡先] 自室番号:総合研究棟5階501号室
電話番号:251-8065
電子メール宛先:in◎sys.okayama-u.ac.jp
講義ホームページアドレス:http://usm.sys.okayama-u.ac.jp/~in/class/
[備考] なし

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