[授業科目] 機械システム工作法,Mechanical System Manufacturing
[授業科目の区分] 専門科目
[講義番号] 096007
[担当教官名] 東内 邦明
[所属] 工学部・非常勤講師
[対象学生] システム工学科・1年次生
[学期] 前期
[曜日・時限] 火曜2限
[講義室] 工学部 ・ 1号館5番講義室
[選択・必修の別] 必修
[単位数] 2
[概略] 製品製造における代表的な加工法,これらに関する基礎的な力学,材料学等の原理及び特性,製造工程を理解するための講義をおこなう.
[一般目標] 生産加工技術の基礎を学ぶ事で,製造業の基本である「ものづくり」の手法や原理を理解し,設計・開発・工場のシステム化などに役立てる.
[科目の達成目標]

[評価方法と基準]
科目の達成目標 評価方法と基準
生産加工の概要・生産システム レポート及び試験・出席状況を加味して評価する.成績に対する評価の重みは,14%.
加工の力学・トライポロジー レポート及び試験・出席状況を加味して評価する.成績に対する評価の重みは,17%.
金属材料の加工特性 レポート及び試験・出席状況を加味して評価する.成績に対する評価の重みは,13%.
各加工法−(1)(素材製造,鋳造) レポート及び試験・出席状況を加味して評価する.成績に対する評価の重みは,12%.
各加工法−(2)(塑性,接合,プラスチック・セラミックス,切削,研削,微細) レポート及び試験・出席状況を加味して評価する.成績に対する評価の重みは,44%.
備考:レポート/中間試験/期末試験/出席・授業態度それぞれに加点をする.
[受講要件] 高校物理・化学・数学を理解している事.
[履修上の注意] 授業に出席し,授業毎の内容を理解していくこと.レポートは4回提出予定.
[授業内容]
 1回目 1.生産加工の概要,生産工場の説明
 2回目 2.-1加工の力学
 3回目 2.-2加工の力学
 4回目 3.金属材料の加工特性                  ※1.〜3.レポート
 5回目 4.トライポロジー
 6回目 5.各加工法-(1):素材の製造
 7回目 6.各加工法-(1):鋳造加工                ※4.〜6.レポート
 8回目 中間試験
 9回目 7.各加工法-(2):塑性加工
10回目 8.各加工法-(2):接合加工
11回目 9.各加工法-(2):プラスチックとセラミックスの加工 ※7.〜9.レポート
12回目 10.各加工法-(2):切削加工
13回目 11.各加工法-(2):研削および砥粒加工
14回目 12.各加工法-(2):微細加工              ※10.〜12.レポート
15回目 13.生産システム
16回目 期末試験
[関連科目] 機械システム実習,システム基本製図.
[JABEE 基準] システム工学科の学習・教育目標のうちの,D:システム工学の基礎として数学,力学,物理学,および,機械工学の基礎を理解し応用する能力,J:大学院自然科学研究科博士前期課程,博士後期課程において,さらに専門的な講義を受け研究を進めるために必要な水準の基礎的知識と応用能力に対応する.
[アンケート] 16回目の期末試験中に同時に行う.
[教材] 教科書:小坂田 宏 著,「基礎生産加工学」,朝倉書店
[相談時間] 授業後、または下記連絡先に随時
[連絡先] 東内 邦明(トウナイ クニアキ)
電子メール宛先:k.tounai@mori-atc.jp
[研究活動との関連] 勤務先における業務と本講義の内容は密接に関連している.
[備考]  

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