岡山大学 農学部

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白石友紀名誉教授 APS Fellow 受賞

2014年09月05日

米国植物病理学会では、農作物から樹木に至る幅広い植物を対象として、植物の病気の原因となる微生物(病原体)などの診断・同定、病原体の伝染方法や感染・増殖機構、植物との相互作用、植物の病害抵抗性の機構などを明らかにし、植物の病気を防除する方法の開発、あるいは病気に強い植物の開発など、植物の病気全般に関わる基礎的および応用的研究についての研究成果の発表が行われています。
 「APS Fellow」は、毎年、4,800 名を超える会員の中から10名程度に授与される同学会の最高の栄誉とされ、白石友紀名誉教授の「病原糸状菌の宿主植物への侵入時に分泌される免疫抑制因子(サプレッシンA、B)の発見とそれらの宿主特異性決定に果たす役割、さらにこれらの宿主植物における分子標的と細胞表層で働く免疫の制御機構に関する研究」が高く評価され授与されました。
 同氏の成果は、病原体が分泌するエフェクター研究の先駆けであり、現在に至るまで関連分野を常にリードし、国内外に強いインパクトを与え続けています。

【本件問い合わせ先】
大学院環境生命科学研究科教授 豊田和弘
Tel: 086-251-8357

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