岡山大学 農学部

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(独)日本学術振興会渡邊理事が来学 学術研究を盛り上げるアイデアなど講演

2014年12月12日

 独立行政法人日本学術振興会(JSPS)の渡邊淳平理事が12月2、3の両日、本学を訪れ、学術研究を盛り上げるためのアイデアや、将来ビジョンについて講演しました。
 本学の役員招聘特別講演会(招聘担当:山本進一研究担当理事・副学長)の講師として来学。「学術研究を盛り上げるには?」という演題のもと、日本の科学技術政策や大学での取り組みについて話しました。渡邊理事が主導した科学研究費助成事業(科研費)の「基金化」に至るまでに課程とその狙いについても紹介しました。森田潔学長ら役員や部局長、教職員ら約60人が聴講。熱心に意見交換を行いました。
 翌日は、本学の施設を見学。鹿田地区のおかやまメディカルイノベーションセンター(OMIC)では、松浦栄次教授が、文部科学省の先端研究基盤共用・プラットフォーム形成事業において最先端の分子イメージング技術を駆使した創薬・医療機器開発の創出などへの取り組みを紹介しました。農学部と医学部保健学科が共同で運営している津島地区の岡山大学生殖補助医療技術教育研究センター(ARTセンター)では、舟橋弘晃教授が、日本で唯一の生殖補助医療技術者(胚培養士)の養成や、現場で活躍する胚培養士へのリカレント教育などを説明しました。佐藤法仁リサーチ・アドミニストレーター(URA)らと研究大学運営や科学技術政策のあり方について議論を深めました。
 本学は、平成25年8月に文部科学省が日本のさらなる大学研究力向上や国際的な研究競争力強化等のために全国の大学・研究機関から選定した「研究大学強化促進事業」の選定大学(国内19大学)の一つであり、世界で研究の量、質ともに存在感を示す「リサーチ・ユニバーシティ(研究大学):岡山大学」を目指しています。世界を先導する学術研究を力強く推進するために、今回の講演会で得た知見を研究大学運営に十分に活かし、「リサーチ・ユニバーシティ(研究大学):岡山大学」の構築につなげていく予定です。

【本件問い合わせ先】
岡山大学総務・企画部総務課
TEL:086-251-7004

(14.12.12)



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