岡山大学 農学部

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合同国際シンポジウム「生物多様性に関するバイオサイエンス教育の国際化へ向けて」を開催

2011年03月11日

3月2日に,岡山大学創立五十周年記念館において合同国際シンポジウム「生物多様性に関するバイオサイエンス教育の国際化へ向けて」が開催されました.本シンポジウムは,国内外での学術交流を通じて国際的視野を持った研究者を養成することを目的とした各プロジェクトの成果発表会であり,またプロジェクト間での交流促進のために合同で開催されました.参加者は133名で,活発な議論,交流が行われました.
 本シンポジウムでは,まず,長年にわたって東南アジアを中心にフィールドワークを実施してこられた黒田俊郎教授に基調講演をしていただきました(内容の一部は岡山大学農学部学術報告第100巻に掲載されています(メコン その農と食,http://eprints.lib.okayama-u.ac.jp/journal/44056)).続いて,第一部の「国際連携教育研究の創生」では,中国科学院昆明植物研究所,内蒙古農業大学,モンゴル国立農業大学,ロシア連邦カザニ州立大学およびトルコ カラデニーズ工科大学よりお招きした教員および学生が,それぞれのフィールドワークを中心とした研究・実習などについて講演発表しました.
 第二部の「「ゆとり教育世代」に統合展開力を育む生物・化学系大学院教育」では,生物系および化学系の大学院生計23名が英語によって作成したポスターを用いて研究発表し,それぞれの専門分野以外の教員,大学院生や国外からの参加者と積極的に研究交流しました.
 第三部では,日本学生支援機構のJENESYSプログラムにより本学で研修を行っているベトナム,インドネシア,タイからの留学生が,半年間で学んだことや研究によって得られた成果を発表しました.2名が口頭で発表し,4名がポスター発表を行いました.

主催;生物多様性に関する国際連携教育研究の創生に向けた学術交流促進
   「ゆとり教育世代」に統合展開力を育む生物・化学系大学院教育
   JENESYSアジアの持続的生物資源開発と保全を促進する指導者養成プログラム

【本件問い合わせ先】acore@cc.okayama-u.ac.jp

*プログラムはこちらをご覧ください。

参照リンク

http://admblog1.cc.okayama-u.ac.jp/agr/up_load_files/pdf/news20110310.pdf

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