堀金和正氏、助手として着任
     
           







   

 堀金和正氏が、秋光研究室助手として着任されました。
 堀金氏は、物質の磁性および超伝導現象の起源を解明するため静的な性質(結晶・磁気構造)および動的性質(フォノンやスピン揺らぎなど)を観測する事の出来る中性子散乱分光法を駆使して研究を進めています。具体的には
(1) 鉄系超伝導体の構造的側面からの起源解明
(2) 鉄系超伝導関連物質の磁気的性質の解明および新規超伝導体の開発
(3) コバルト酸化物の中間スピン状態の起源解明
を行っています。最近はPDF(pair-distribution function)解析という手法をもちいて、平均構造に隠れた局所的な歪みと物性現象との関連性の研究も進めています。