ようこそGISのコーナーへ!

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GISとは

 Geographic Information System の略で、日本語では地理情報システムと訳されることが一般的です。
 コンピュータ上で、地図の作製・保存から、それをもとにした空間分析まで、空間における様々な問題を 取り扱うことができ、地理学をはじめ、都市計画や環境保護にいたる多くの分野で利用が行われています。

考古学とGIS

 考古学の研究においては、考古資料の様々な条件にもとづいた分布図の作成や、地形の復原といった簡単 なものから、空間分析まで、多くの応用が可能であると考えられます。日本ではほとんど利用されて いないGISですが、欧米を中心に多くの研究例がみられ。いくつかの学会では、主要な議題となっています。
 

岡山大学での利用

 岡山大学では、パーソナルコンピュータ用GISソフトであるIDRISIを導入して、考古学研究へのGISの 応用について検討と実践を行いつつあります。コンピュータ自体あまりわからない状態から手探りで試行を 繰り返している状況で、未だ実用の域には到達しておりませんが、徐々に実用化に近づきつつあるようです。
 まだまだ検討してすべき課題はたくさんありますが、考古学研究の一つの便利な道具として活用してゆきたいと 思います。

GISを使いませんか?


 研究にGISを利用している考古学研究者は日本ではまだ少数であると思います。我々の利用もまだ試行段階で、 問題が多くあります。少数で検討をおこなっているため、十分な利用はまだできていません。
 このコーナーでは、岡山大学での応用例を若干紹介しています。参考に御覧ください。「このくらいは こっちでもやっている」という方も「面白そうだな、やってみようかな」という方も、是非私たちに連絡を頂けたらと 思います。GISを使いませんか?


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岡山大学考古学研究室

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