第3章3 陶棺 に戻る

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西塚6号陶棺





<写真右端 下> 



・形態 土師質切妻家形
・焼成 良好
・胎土 やや粗く、1~2mmの砂粒をまばらに含む。
・大きさ 全長不明、幅約60cm
・突帯 身/上端約7cm
・脚 3列8行?(残存は3列1行分) 高さ約14.5cm、径約18~19cm、厚さ約1.5cm
・調整 身/外面―格子状のタタキ痕有
 底部内面―格子状のタタキ痕が一部を残して消されている。
蓋/外面―格子状のタタキ痕有(写真) 内面―同心円状の当て具痕有(写真)
・つくり 身上端と蓋下端ははっきりとした凹凸状である。
・その他 脚下より石灰岩、須恵器片、鉄鏃片を出土。


<写真あります>

 蓋下端の破面断面の状況

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岡山大学文学部考古学研究室 copyright,1997

作成者:藤井