3月6日【木】

 墳頂部トレンチの石室内タチワリでは、石室内にある粘土の掘り下げを行ったところ、粘土の下から鉄器が出土しました。明日はタチワリ内を清掃した後で写真撮影をする予定です。SE区内タチワリでは昨日に引き続いて掘り下げを行いましたが、基盤層をまだ確認することができなかったので、明日以降もセクションを検討しながら掘り下げを行っていきます。西小口外側タチワリは各壁のセクションの対応をとった後に掘り下げを行ったところ、角礫と円礫が一列に並ぶように検出されました。礫を図面と写真撮影をし、とり上げたあとに掘り下げを行ったところ、旧表土積み替えが確認されました。 

後円部東第2、3トレンチでは、それぞれ50cm幅のトレンチを設定して掘り下げを行いました。第2トレンチでは掘り下げを行いました。その後東壁で第6次調査のセクションとの対応を検討しました。第3トレンチでは、掘り下げを行ったところ、墳頂側では盛土と思われる層を確認しましたが墳裾側ではまだ盛土を確認できていません。第3トレンチでも掘り下げの後にセクションの検討を行いました。 

西小口外側掘り下げの様子
タチワリ堀り下げの様子

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