3月4日【火】

 墳頂部トレンチでは、西小口外側タチワリ内で、赤褐色の盛土が被覆粘土の上にのっている状況 が確認できました。石室内では、礫敷き粘土にタチワリを入れました。この粘土が置かれたものなのか、壁体から流入したものなのかを判断することが一つの課題ですがこの粘土がしまり、粘性がともに強い緻密 な粘土であることがわかったので、粘土は人為的に置かれた可能性が高くなりました。

 後円部東第2、3トレンチでは、盛土と考えられる面をきれいに清掃して、写真を撮りました。黄色の土が赤色の土の上にのっているようなので、明日は、平面での土層の検討 をする予定です。
 

後円部第3トレンチ(調査区)
石室内タチワリ

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