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全学組織での教員養成

教育学部が支え教師教育開発センターが全学と協働で創造する開放制の教職課程

 ① 教育学部の成果をもとに、教師教育開発センターが全学教職課程を創造する
 ② 一貫性と系統性ある全学教職コアカリキュラムの確立と恒常的なFDを推進する
 ③ 各学部の専門教育に支えられた、優れた研究的実践力を有する中等教育教員を輩出する

全学組織

 
 岡山大学の教員養成の特長として、全学での教員養成がある。上図は教育学部の教員養成の理念と方法を全学展開し、各学部の専門教育が支える「優れた研究的実践力を有する中等教育教員(特に高校教員)を輩出する仕組み」を示している。教育学部は「教職に関する科目」を担うとともに、開放制の教員養成教育の骨格を設計する。教師教育開発センターは「教育実習系科目(事前事後指導や教職実践演習等)」を担い、教職をめざす学生の学習集団を形成する。こうしてセンターは全学教職課程の課題を発見し、その解決のための原案作成機能を担い、全学教職課程運営委員会は、この原案を審議・議決する。このように全学的な合意と課程認定学部間の緊密な協働体制を実現した結果、各学部は従前にも増して主体的に教職課程を位置づけ、より質の高い教員養成教育を目指すFD活動を展開できている。