日本語
English
文字サイズ
大きくする
標準

化学物質管理

消防法に基づく危険物の管理

 「消防法」における危険物とは,火災や爆発を引き起こす危険性の高い化学物質のうち,固体または液体のものを指し,気体については,「高圧ガス保安法」の規制を受けます。消防法では,危険物をその性状に基づいて6つの類に分類し,貯蔵や取扱方法を定めています。さらに,消防法では,一定数量以上の危険物を貯蔵し,又は取り扱う場合には,一定の技術上の基準に従わなければならないとしています。この基準となる数量を指定数量と呼び,指定数量以上の危険物の貯蔵所以外の貯蔵または製造所、貯蔵所及び取扱所以外での取扱いは禁止されています。
 また,指定数量未満であっても,指定数量の 1/5 以上の危険物を同一の場所において貯蔵し,又は取り扱う場合には,当該場所は,少量危険物貯蔵取扱所として法の規制を受け,消防署への届け出が必要となります。